院長室からの長いつぶやき(2002年7月14日〜)


 

「院長室からの長いつぶやき」は、私の日常生活や仕事に関すること、社会で起きたこと、医療・介護に関すること、パソコンとくにMacについて書いたものです。「つぶやき」にしては長いので、日記と思っていただいても結構です。内容はあくまでも個人的な意見ですが、医師、かごしまマックユーザーグループ会員としての立場もありますので、ご意見ご感想は直接院長宛にメールしてください。<こちらにメールください
 2003年1月4日、医療法人明輝会内村内科 院長 川上秀一

?5月31日(土曜日)きょうで5月は終わりです。五月晴れの少ない、5月でした。少しずつですが、身辺の整理が進んで精神的に安定できます。と、書くと何やらやばそうな雰囲気ですが、そうではありません。仕事が捗って、やりたいことに着手できていて、毎日充実していますということです。
 それにしてもきょうもネタがありません。やっと子供たちが寝ついたので、こうしてつぶやけます。パソコンを家で使っていると、下の1才の子が手を伸ばしてきて、キーボードをたたきまくります。マウスボタンをガチャガチャ押して、画面がどんどん変わっていきます。最後には液晶画面を指で押さえます。壊されたらたまらないので、下の子が起きているときはパソコンは使わないことにしています。
 さて、IP電話というのは本当に電話代が安くなるのですね。先日、両親に聞いたら、東京に住む妹とはIP電話で話しているから、3分話して7円だと言っていました。しかもふつうに電話をかけるだけで、特別な操作はしないのだそうです。東京⇔鹿児島、IP電話なら1時間話しても、たった140円です。これはすごい。
 それではみなさん、いい週末をお過ごしください。

?5月30日(金曜日)台風の雨風の中を今タクシーで帰ってきました。ちょうど午後10時です。第3回C型肝炎イントロンAレベトール併用療法検討会がありました。案内状を見ておっとと思いまして、大学に残っている後輩に訊いてみました。
 それは、旧第2内科と書いてあったからです。第2内科は鹿児島大学院医歯学総合研究科人間環境学消化器内科・生活習慣病科になったようです。第1内科は、循環器内科・呼吸器内科学科。第3内科は、神経内科。訊くところによると、建物の案内にはそのようにプレートしてあるらしいです。まだ、自分の目で確認していないので、にわかには信じがたいのですが、確実に大学にも変革の大きな波が訪れているのはまちがいないようです。

?5月29日(木曜日)まだ5月というのに台風が接近しています。週末は大寺さんの個展を見に、伊作峠近くのギャラリー野月舎(旧野首小学校跡地)に行くつもりなのに。外は結構風が吹いて、先程庭の鉢を倉庫に入れたりしました。
 さて、シリーズ第4回目の 最終原稿が発刊されましたので、公開します。タイトルは、「在宅医療に取り組む有床診療所ー有床診療所内村内科の目指す」ものです。ここから見れます

?5月28日(水曜日)当院外来看護師さんの○○さんは山歩きが好きです。私も山歩きは大好きです。ですから、○○さんとは霧島の話をよくします。きょうも○○さんが「霧島はミツバツツジがきれいだそうですよ。」と話し出しました。「そろそろミヤマキリシマも咲き出して、大幡山はきれいでしょうねえ。」と、ふと昔行った静かな大幡池を思い出しました。
 みなさん、山歩きは、本当にいいですよ。その理由。体を動かしていい汗をかける。お金がいらない。空気がきれい。季節の花を楽しめる。俗世間を忘れて、神秘な気持ちになれる。山ですれちがった人はみんな友達(だれにでもこんにちわとあいさつします)。挙げればいっぱいあります。

?5月27日(火曜日)1児のママちゃんから掲示板に書き込みしてもらいました。内村内科の受け付けの対応がよいことと私に対しても少しお褒めをもらいました。この場を借りてあらためてお礼申し上げます。それから1児のママちゃんのおっしゃるようにベビー同伴の患者さんの場合、ベビーのオムツを替えたり、ベビーを一時的に遊ばせておくスペースが必要です。病院にオムツ替え台、ベビーシート、ベビーキープ、キッズスペースがないのは、やはりおかしいのかもしれません。最近の公共施設、駅、空港、デパート、などには必ずこういうマークがあります。授乳室のマークですが、子育てを支援する社会においては、全国あちこちにあるべきです。愛煙家のための灰皿に近い感覚で。
 きょうは、比較的ゆったりと仕事ができました。こういうときはいろんなアイデアが沸くものです。在宅通信なる在宅患者さん向けの情報チラシを毎月か2ヶ月毎にでも発行したいなあと考えました。それから、もうすぐホームページに面白いものをアップしようと思います。

?5月26日(月曜日)幼なじみのお父さんが亡くなられて今お通夜から帰ってきてつぶやきを書いています。幼なじみには、たぶん10年ぶりぐらいの再会でした。10年前、彼は竹下元総理の番記者をしていましたが、今は○売新聞本社政治部次長です。「偉くなったなあ、○ちゃん」と話が始まりました。幼稚園から鶴丸高校まではずっと学校が同じ、それから文系と理系の違う道に進んだ二人です。話の内容はほとんど高校時代の友達は本当にいいというものでした。お父様のご冥福をお祈りします(合掌)。
 午前の外来に来られたおばあちゃんの話です。先週土曜日に気管支炎の診断で抗生物質を処方しました。 「先生、夜中の3時に起きて薬を飲むのが大変です。やはり8時間毎を守らないと効かないのですか。」「食後でいいですよ。」と、自分が8時間毎に飲むようにと処方しておきながら違った説明をしてしまいました。この問答はよくあるのです(^-^;)。
 ヘルスケアフォーラムから講演をしてほしいというメールが来ていました。熟考の末、11月にすることにしました。「ITを取り入れながら在宅医療を展開する有床診療所」というテーマでお話できればと考えています(汗)。

?5月24日(土曜日)今週は1週間のうちに2回も子供たちが鹿児島市医師会夜間急病センター小児科にお世話になりました。先日の日曜日、下の子があまりに嘔吐が激しいので診てもらい、本日は、上の子が左胸が痛いというので、頻脈のためだと思いつつも、心拍数が180/分あるので、車を走らせました。
 私も妻もともに医者でありながら、我が子が吐いたり、高熱で震えていると、すぐにかかりつけの小児科の○○先生に診てもらおうとなります。時間外に子供が具合が悪くなると、夜間急病センターが一番心強いです。本日担当の先生は内科も小児科も知りあいの先生だったので、何だか気恥ずかしいやら、それでいて何でも訊けて安心しました。
  鹿児島市医師会夜間急病センターは鹿児島市医師会所属の先生方の協力で運営されており、私にも協力要請がありましたが、入院施設があることや在宅患者さんを抱えていることを理由に断りました。
 外は風がとても強く鯉のぼりが2匹飛んで行きました。明日は早速飛んだ鯉のぼりを探さないといけません。

?5月23日(金曜日)キッズのイベントに遊びに行くと、イベント会場では撮影会が必ずあって、親たちは盛んにキャラクターと自分の子供をデジカメや携帯電話のカメラで撮っています。当院の在宅医療の現場でも患者さんの患部をデジカメに撮ったり、携帯電話のカメラで撮って、そのままメールに添付して私に送ってくれます。ただし、携帯電話から写真を直接送ってくれたのはいまのところ1回だけですが、十分に診断できるきれいな画像でした。
 また、ついこの間まで、このサイトのリンクボタンと並んでサービスボタンがあったのを覚えていますか。そのサービスの内容は、入院患者さんや在宅患者さんの現在の様子を遠方に住む家族に、写真(静止画)か動画で送りますというものでした。いまだに準備段階なので、そのボタンを削除してしまいました。
 さて、最近よく売れているNTTドコモのFOMAは動画のフォーマットをASFからMP4に変えました。つまり、MicrosoftからAppleの技術に変えたわけですが、具体的には15秒の動画配信が最大40秒になり、テロップも添付可能になったわけです。 インターネットの世界ではアップル社のQuickTimeの画像はきれいという評価ですが、やはり圧倒的にマイクロソフト社のWindowsMediaPlayerが普及しています。もうひとつリアル社のRealPlayerというものがありますが、ここのCEOは元アップル社員です。
 私が将来始めたいサービスはQuickTimeで提供したいし、これから普及する次世代携帯電話のうちFOMAはQuickTimeです。ここになぜQuickTimeかということが、技術的なことばかりでなくその企業精神的なことが紹介されています。つまり、QuickTimeはその技術がオープンであること。一社独占はいけません。いいものはみんなで共有して楽しもうというアップルの社風は今も昔も変わりません。QuickTimeはアップルのサイトから無料でダウンロードできます

?5月22日(木曜日)月2回訪問診療している患者さんの家族から「先月は胃カメラとエコーをしたのに往診代が安いですね。」と言われました。「そうですね、胃カメラとエコーの検査にかかった費用は請求できませんから。」と答えておきました。本当は往診ではなくて、訪問診療なのですが、なかなかこの区別は一般の方には理解してもらえません。往診は患者さんやその家族の要望に応じて患者さんの家を訪れ診療するもので、訪問診療は計画的な医学管理の下に定期的に往診する場合を言います。
  寝たきり老人在宅総合診療料いわゆる在総診の場合、エコーとか内視鏡検査は包括されているので、患者さんは検査を受けた場合、検査代が発生しないので得した気分になるのです。

?5月21日(水曜日)ひさしぶりに芝の手入れをしました。手入れ前の芝の状態を写真で示します。今年2回目の芝刈りですが、ずいぶんと伸びました。草取り名人に芝の中に出てきた雑草を採ってもらったところ根こそぎ採ってもらい、周囲の芝が枯れてしまいました(ToT)。その写真は今回公開できません。やはり芝の中の雑草採りは一本一本根からとるべきです。雑草は地下茎でつながっているから、ごっそり掘り起こして採ると芝が枯れて、モグラが地面に穴をあけたのかなと思うような光景なのです。
 それにもめげないで2枚目の写真に写っている電動芝刈り(RYUBI LM-260)と芝バサミで手入れすると写真ようになりました。芝が白く見えるところは、芝の伸びが少なく粗いところです。この部分には肥料が必要なのですが、まだ撒いていません。
  平坦な芝の中心部は電動芝刈り機で能率良く?刈って、周囲とか狭いところは手作業です。それから昼間でないと、電動芝刈り機の騒音で近所に迷惑をかけてしまいますから。早朝とかは、芝バサミで丁寧に自然に溶け込みながら楽しく作業をします。
 おっと〜、また、つまらない文章になってきました。もう、やめましょう。 きょうはビールでも飲んでゆっくり体を休めようと思います。

?5月20日(火曜日)つぶやきを自宅に帰ってから書こうとしていましたが、自宅でくつろいでいると、病棟からコールがあり、帰ってきたときはとうとう19日月曜日は過ぎ去っていました。そういうわけで、深夜2時25分に、こうしてつぶやいています。
 私は、これまでひとりの医師として 多くの患者さんを診て、診断し、治療方針を考えてきました。その繰り返しをずっとやってきたし、今後も続けていかなくてはなりません。
  近年、世の中は消費者中心社会となり、医業もサービス業となってしまいました。しかし、本来医師はサイエンスであるべき医学の知識を武器に病気と闘い、ヒトの生命を守っているわけです。現在のように患者さん中心に医療がおこなわれることは正しいことに違いないのですが、医師として活動する限られた時間の多くをサービスワークに奪われ、医師の裁量が低下しつつあることは、少しさびしい気がします。メディアの影響や社会現象あるいは時代の流れといいますか、患者さんは医療というサービスに対して対価を払っているものですから、医療機関やその関係者に対しての主張が強くなってきています。マスコミが報道するような悪質な医師や医療機関が存在することは認めますが、現実の医療界全体がそうではないはずです。
  一部の患者さんに医療機関に対して過度の期待を持っておられる方がいて、薬で病気がピタリと治ると信じていたり、検査を受ければ病気がすべてクリアに診断できると思い込んでおられます。これは、外来患者さんの場合というよりも入院患者さんの家族にむしろあてはまるかもしれません。突然、来院して、病状説明を求めたり、入院したのに熱が下がらないのはなぜかと詰め寄られたり、病名は何ですかと質問されたり、いろんな要望があります。
  医学はサイエンスでありながら、ヒトという人格を持った物質を対象にした学問ですから、思うようにできないことが多いのです。そのあたりが、一般の方にはわかってもらえないようです。たとえば、エコーという検査がありますが、エコーをあてれば実質臓器がよく見えて診断がしやすいのですが、老人の場合、耳が遠かったり、理解力が低下していたり、あるいはやせてプローブが浮いてエコーそのものが入らなかったり、様々な理由で検査をしても診断できないことがあるのです。それは医療ミスではないはずで、限界なのです。その限界は他の検査で補う必要があるのですが、どこまで検査を拡げるかという新たな問題が生じます。ーーーーー長くなってしまいました。3時半になったので、しり切れトンボ的文章でかつ主張が曖昧ですが、ここでやめます。

?5月17日(土曜日)少し頭に霞がかかったようで文章が書けません。そこで、きょうは人のフンドシで相撲をとってみようと思います。
 まずは、 依頼された原稿が発刊されました。第3回目です。タイトルは、「有床診療所内村内科が挑戦するハイテク在宅医療」です。(ここからみれます
 次は、YOMIURI ON LINEに連載中のコラム平野友康のいまどきITで『マックが好きな理由』が掲載されています。まさしくそのとおりです。
 次に、きのう院内感染症対策委員会を開いて、SARSについて勉強しました。その中で、消毒法として過酢酸を用いる方法がありました。消毒法として、高濃度エタノール、次亜塩素酸ナトリウム、グルタルアルデヒド、ホルマリン、エチレンオキサイド、ヨードは知っていましたが、過酢酸は知りませんでした。テレビで中国で消毒シーンが放映されていますが、あれは過酢酸を噴霧しているそうです。だとすると、酢の匂いがすごいのだろうなあと思いました。

?5月16日(金曜日)病棟の入退院をうまくするコツがないものかと悩みます。入退院を決めるのに、一般病床、療養型病床、それぞれ性質が違うし、患者さんが男か女かということも大切なファクターです。ここはやはり原点にもどって一般病床は期間限定入院にしてほぼ強制的に在宅に返す。あるいは療養型に移行する。とにもかくにも、一般病床の動きが悪いことが、悩みの根源のように思えてきました。
 さてと、ここしばらくつぶやく時間帯が遅くなっています。30分あれば十分につぶやけるのですが、実はつぶやくことよりもPowerPC8500のCPUをG4に
アップグレードし、メモリとハードディスクも増設してパワーアップし、サーバーとして働いてもらおうとしているからです。電子図書室というファイルを作って情報を蓄積するシステムを構築中です。

?5月15日(木曜日)私の師匠のtokuさんからメールがきていました。来る7月19日(土)に、かごしま県民交流センター4階大研修室においてアップルコンピューター社の協力をいただいてマックユーザーグループの鹿児島地区懇親会を開催する予定になったということです。アップルコンピューター社が鹿児島でイベント開催に参加してもらえるとは夢のようです。
 それで、 アップルコンピューター社にやっていただきたいデモのリクエストとして、 Xserveを使った医療カルテシステムの紹介とか、iMovieとか、挙がっています。 お呼びしたいベンターとして アドビ社やマクロメディア社の名前が挙がっています。いづれにせよ、楽しみです。

?5月14日(水曜日)きょうのメールに15年前に担当した患者さんからのものがありました。「覚えておられますか」と書いてありましたが、もちろんこれまでの患者さんのことはほとんど記憶しています。大学病院の患者さんですから、当時注目された最新の治療をおこなったわけで、血液データの動きまで記憶しています。
 私は内村内科に着任するまでの約16年間、公立病院の病棟で主治医になった患者さんの入院サマリーをずっと書いてきました。少し病的に思われるかもしれませんが、頭の整理にはなりました。その数は我ながらすごいと思っています。それは宝物として本棚に今も眠っていますが、それを読むと患者さんのことをリアルに思い出すので見ないことにしています。
 今夜は、鹿児島市医師会上町支部会の会合があって、今帰ってきました。会合の半分は自己紹介でした。 何だか疲れてしまいました。
 さて、以前買ったiPodが充電できない状態になっていたので、仕事が終わってからパソコンミスミに立ち寄ってみてもらいました。家では全く反応しなかったiPodがしっかり充電され、起動します。何で、唖然として、恥ずかしくもあり、「接触不良だったんですかね」と言い訳を言って帰ってきました。マックってご機嫌が悪いとストライキをするんですよね。
 サイトの表紙に『内村内科のニュース』というおしらせコーナーを作ってみました。また、ロケット型のサーチエンジンにひっかかりやすいようにキーワードを置いてみました。

?5月13日(火曜日)前から何度も書いていますが、依頼原稿の第2回目が発刊されました。タイトルは、「在宅医療に取り組む有床診療所」です。ここから原稿が読めます
 本日、胃2/3部分切除後の患者さんに胃瘻造設術を試みましたが、誘導針が胃内に穿刺されず、結局中止しました。初め、内視鏡で観察したときはできると判断したのですが、予想以上に腹壁が厚く、癒着もあるようで無理と判断しました。一般的に胃切除後の胃瘻造設は難しいケースが多く、その場合、後日全身麻酔下に再度やったり、空腸瘻造設術を施行するようです。

?5月12日(月曜日)週刊朝日に『安心・信頼できる病院選び 肝臓専門医』の特集を組むから広告ご出稿をお願いしますという依頼が株式会社○○から来ました。こういう企画はまずFAXで協力してくださいと来て、忘れたころに電話で協力してもらえますかと確認がきます。うっかり「ハイ、いいですよ」というと、「どの大きさの広告にされますか」と訊かれます。「大きいのがいいなあ」なんて言ってしまったら終わりです。 
 今回の場合は、 広告料が5万円と10万円が用意されています。さてどうするか考えるとして、断る場合はキッパリと断らないと、いやな思いをします。
 日本肝臓学会のホームページのリンクが当サイトにも張ってありますが、 そこから肝臓専門医の名簿をダウンロードできます。もちろん私の名前も出ています。そこで、先週の新聞に載っていましたが、肝臓専門医も広告の許可がでたためにこのような商売が始まり、私にもFAXがきたわけです。

?5月10日(土曜日)かごしまマックユーザーの会に行きました。今回は、ハンドルネームTOMさんとご一緒しました。その時のスナップ写真です。TOMさんは今回初めての参加でしたが、熱心に聞いておられました。あっと言う間の2時間でした。
 私の感想としては、 今回から会場がサンエールかごしまに移り、インターネット環境が整っていなかったことが少し残念でした。しかし、LiFE* with PhotoCinemaのデモプロのイラストレーターでマックユーザーの大寺さんのAdobe IIlustratorによる実演のどちらも感動的でした。スイスイとイラストの部分部分に色が塗られて完成に近づいていく過程を実際にみせてもらえるなんてマックユーザー同志だからなのでしょう。大寺さん、本当にありがとうございました。
 それから、 内村内科のサイトにもLiFE* with PhotoCinemaを使った紹介コーナーを早く取り入れたいと思います。きっとみんな感動しますよ。

?5月9日(金曜日)きょうは病棟の歓送迎会があります。あと5分したら始まります。病棟のスタッフも毎日重症患者さんに追われて大変苦労しているようです。今夜はその労いもあって勇んで行きたいと思います。内村内科は19床の診療所ですが、1週間に1~2人の患者さんの入れ替えがある週があるほど入退院が多いと感じます。入退院時には看護師さんにも書くべき書類が多くて、それを一生懸命パソコンで打っている姿には頭が下がる思いがします。しかし、よくみるとパソコンの打ち方が要領悪い。パソコンに使われてはいけません。早く楽なパソコンの使い方の講習を院長室で開こうと思います。今、7時になりました。きょうは5分で書き上げました。おしまい。

?5月8日(木曜日)米マイクロソフトが主催するカンファレンス「WinHEC」において、5月6日、マイクロソフト社のビル・ゲイツ会長が、次世代Windows「Longhorn」で実現する新コンセプトPCのデモを行ったそうです。その新コンセプトPCは、マイクロソフト社と米ヒューレットパッカード社の共同開発で、名前を「Athens」 というそうですが、何とかつてのPowerMacG4 Cubeとそっくりと酷評されています。デザイナーは恥ずかしくないのかとまで揶揄されています。写真をみると、生産中止になったCubeに確かに似ています。デスクトップのデザインはマックのオリジナルデスクトップに瓜二つです。ビル・ゲイツ会長のMac好きは有名ですが、ここまで真似しなくてもいいのに。
 先日、アップルが音楽配信サービスを始めたというニュースが流れましたが、1週間で100万件のダウンロードがあったそうで、アップル株が1日で約10%値上がりしました。 しかし、アメリカ経済もイラク戦争のあおりで一向に上向きません。ほんと株で金もうけなんて夢の夢です。私は宝くじで夢を買っていますが、こちらも不発つづきです。

?5月7日(水曜日)久しぶりにIVHをしました。血小板数が3万台の患者さんでしたから何度も刺してはいけないというプレッシャーと今年始めてという不安がありました。しかし、ガウンを着て手袋をはめると気分は一気にやるぞとなりました。2度目の穿刺で何とか鎖骨下静脈を捉え、カテーテルは心臓内まで進めることができました。患者さんからは痛い思いをさせてと怒られ、謝りながら無事終了しました。
 当院のような療養型ベッドがほとんどの診療所では
、いわゆるTPNは少ないのですが、続くときは毎週IVHをすることがあります。このような手技はたまにすると勘が鈍っておっくうになりがちです。しかし、適応を考えずやみくもにするわけにもいきません。唯一、これを解決するいい方法は操作の簡単な安全なキットをみつけることです。操作の簡単な安全なキットというのは次々に出てきますから、いろんなところから情報を得るようにしておくのが大事です。
 さて、4月19日のつぶやきでご紹介しましたが、自宅庭にベニトキワマンサクを36本植えました。写真のようにまだ弱々しいですが、これから太陽の光と水で大いに茂るのを楽しみにしています。目隠しの役目を果たすには、あと2〜3年かかりそうです。
 最後に、今週の土曜日には、かごしまマックユーザーの会がサンエールかごしまであります。今回で6回目です。もちろん私は参加します。

?5月6日(火曜日)なぜか、いそがしいです。午前中の外来診療が終わったのが、1時半前。やっと院長室で昼食を食べ始めたら、5分も経たないうちに病棟患者さんのムンテラをしてくださいと電話がありました。さすがにゆっくり食事をとりたかったので、「あと20分待ってもらうように頼んで」と、仕事を拒否しました。お腹が空いて低血糖でイライラしていたのかもしれません。20分後、お会いした家族の1人が差し出した名刺が某医薬品卸メーカーの方でほっとしながらムンテラしました。
 というわけで、きょうも自宅からつぶやいています。掲示板にだれが書き込んでいるか気になる今日この頃です。いまのところ『こてる先生』だけのようです。みなさん、遠慮なく‘カキコ’してください。
 さて、今朝の朝礼で紹介しましたが、4回シリーズの依頼原稿の第1回目が発行されましたので、このサイトでも公開します。(ここからみれます)発刊されたのは、コンタクスジャーナル『FINEジャーナル』の2つの業界雑誌です。主に医薬品卸業者対象のジャーナル誌です。発行部数が全国で一万数千部と聞いています。

?5月4日(日曜日)きのうの写真は平川動物園の観覧車から撮ったものでした。その観覧車の横に鹿児島市電の現役引退した電車が置いてあって、中を自由に見ることができます。電車のなかに、写真コーナーがあって、懐かしい鴨池動物園の写真がいっぱいありました。
 私は小さいとき鴨池動物園には毎月1回以上通っていました。なにせ、出た幼稚園が鴨池動物園の近所の「めぐみ幼稚園」でしたから、ちょっと足を伸ばせば、動物園だったからです。当時から動物園は子供たちの行きたがるベスト3の一つですから。そうそう、鴨池動物園がどこにあったか知らない方も多いと思います。今のダイエー鹿児島店がだいたい鴨池動物園の跡地です。
 まず、1枚目の写真が、鴨池動物園の正面玄関を写したものです。今、ここのインドゾウに水をかけられたのを今日のことのように思い出しました。水をかけられて一瞬にして図画コンクールの絵が台なしになってしまい、少年の私は泣きたくなりました。
2枚目が、水族館の写真です。今の水族館と違って大型水槽はなかったように記憶しています。クジラか何かの白い骨の標本が展示されていたのを思い出します。何よりもアシカのショーが楽しいでした。
 



  続いて3枚目が園内にある池の写真です。鴨池動物園内は大きな池がありまして、小学生の高学年か中学生以上になると1人でボートに乗れたのです。小さな少年の私はボートに乗れなくてとても残念でした。ですから、ボートのオールを持って漕ぐという行為は大人の証と今でも思っています。
  以上、個人的に懐かしい写真を撮ってきましたので、ご紹介させていただきました。おつきあいいただきありがとうございます。
  さて、昨日から掲示板をスタートさせています。みなさん遠慮なく書き込んでください。個人や団体の誹謗中傷でなければ、どんなつまらなそうなことでも、なんでもいいです。みなさんが、かつて学校の黒板に落書きしたあの感覚で書き込んでいいのですよ。 実名は出さなくてよいです。出したい方はどうぞ。ふつうハンドルネームでいいのです。コアラちゃんとか、イヌ君とか、自分のイメージに近いものをハンドルネーム にしてください。

?5月3日(土曜日)今日は憲法記念日です。写真は或る所からの景色です。すぐに解る人は小さな子供のいる方でしょう。
 さて、掲示板を設置しました。みなさん、何でも自由に書き込みされていいですが、管理者としてモラルある使用をお願いします。 掲示板の入口は過去ログ入口の下にあります。

?5月2日(金曜日)忙しい一日でした。自宅に帰ってきてやっとつぶやけそうです。月初めは訪問看護指示書の作成がとても忙しいのです。やっと終わりました。それと身体障害者の申請を2人分頼まれていて、その1人についてなかなか書けません。なぜ書けないのかというと初めて診察した患者さんで何級でもいいから書いて欲しいと頼まれたケースだからです。しかも医療情報が不足しているので。電話で確認したり遅々として進みません。連休明けには書き終えようと誓って診療所を離れました。
 さて、明日から3連休。しかし、通所リハビリテーションにゴールデンウィークはないようです。休みの日こそ、通所リハビリに行ってほしいと願う家族がいるのも理解できます。そういう意味で、職員の勤務体制が変則となり、大変そうです。
  日曜祭日は休んで、月曜日から土曜日に営業、土曜日は半日営業、というパターンは、病院においてもずいぶん前から崩れています。日曜日にふつうに診療する病院、昼間の時間は休みにして勤め帰りの人を対象にした夕方から診療する病院、夜の8時から夜中まで診療する小児科の病院などさまざまあります。これも病院がサービス業の一つという考えに立ち、顧客のニーズに合わせた営業作戦の結果です。
 それでは、みなさん楽しいゴールデンウィークを送ってください。私は子供中心の休みを過ごす予定ですが、気が向いたら休み中に何かつぶやくかもしれません。

?5月1日(木曜日)みなさんユニセフに募金したことありますか。私は10年前から毎年5000円か10000円寄付しています。昨日、イラクへの緊急援助のための募金の振り込み用紙が送られてきました。5000円でおよそ800人のイラクの子供たちが助かるそうです。ここのページをみてください。たった30円で経口抗生物質を5日間1人の子供に与えることができるのです。たった3円でビタミンAを補給し1人の子供を6か月にわたって失明、下痢、はしかから守れるのです。インターネット募金という手段もあります。
 かつて 日本も1949年(昭和24年)から15年間、ユニセフから援助を受けた歴史があります。もしかしたら最後の15年目の年に私はユニセフからの脱脂粉乳を飲んだかもしれません。正直に言って、小学生のときに飲んだ脱脂粉乳はおいしくなかったと記憶しています。
  ユニセフの脱脂粉乳を飲んだからではないのですが、可哀想な子供たちをテレビや写真で見ると、何かしてあげたいと思い10年間募金を続けています。