院長室からの長いつぶやき(2002年7月14日〜)


 

「院長室からの長いつぶやき」は、私の日常生活や仕事に関すること、社会で起きたこと、医療・介護に関すること、パソコンとくにMacについて書いたものです。「つぶやき」にしては長いので、日記と思っていただいても結構です。内容はあくまでも個人的な意見ですが、医師、かごしまマックユーザーグループ会員としての立場もありますので、ご意見ご感想は直接院長宛にメールしてください。<こちらにメールください
 2003年1月4日、医療法人明輝会内村内科 院長 川上秀一
 

・3月31日(月曜日)連日、桜の話題ですが、土曜日は国分市の城山公園に満開の桜を見に行きました。写真は城山公園に通じる道にある桜並木です。両サイドから覆うように咲き誇っている桜が別世界のような雰囲気を醸し出していました。この公園は小さな子供が喜ぶ遊器具がいっぱいあります。そのなかに桜の木々の間を滑る長いすべり台があって、それを2回も滑ったものですから、きょうもお尻が痛いです。長さが数十メートル以上は確実にありました。こんなにお尻が痛くなったのだから100メートル近い長いすべり台だったと思っています。一緒に滑った娘は少しもお尻は痛くないといいます。私のお尻の方がはるかに肉付きがいいので、どうしてだろうと思いました。
 その夜、グループホームに入所者のおばあちゃんに急に半身麻痺がおこってしまって、精査治療をしてくれる病院を探すのに一苦労しました。7つ目の病院がやっと受け入れを承諾してくださいました。想像するに、土曜日の夜はスタッフが手薄になるので病院サイドは受け入れが悪いようです。 救急車に乗って患者さんに付き添ってくださった看護師さん、ご苦労様でした。
 翌日日曜日の午前中に訪問診療を4件済ませて、近くの吉野公園の桜も見に行こうと弁当持参で家族4人で車に乗って出かけましたが、すぐにすごい渋滞になったので、引き返して、自宅近くの御召覧公園に行きました。ここの桜もかなりきれいです。桜木の下で地元の方々がのんびりと弁当を食べたりしています。ここは、桜見物の穴場ですね。吉野公園をすぐに諦めたのは正解でした。
  きょうから「デイケアかがやき」は1週間桜見物のため遠出をしますが、どうやら天気が思わしくないようで残念です。なんとか昼間だけでも雨が降らないで!

・3月29日(土曜日)毎日、イラク戦争のニュースばかりで、早くサダムフセインがアメリカの思うようになって戦争が終結することを強く思います。殺人が正当化される『戦争』という状況にあって、市民とりわけ子供老人女性はいつも犠牲者です。そんなことはわかっていてもイラク戦争が始まった。そして、たとえ戦争が終わっても混乱が続くのこの地域の特徴らしい。アラブ地域の治安安定はなかなか実現されそうにありません。
  イラク戦争の経済的な影響は私たちの生活に大きく響いてきているのですが、まだまだ対岸の火事という気持ちで見ているというのが正直なところです。しかし、北朝鮮が戦争をしかけてきたら日本も一気に騒然としてきます。日本のナショナリズムに火がついたら、日本国民の暴走が始まるような気がします。そんなことにならないように日本の政治家の適切な主導を期待?するところです。
 なにやら『ぼやき』になってしまいましたが、 昨日からプロ野球が始まり楽しいシーズンの始まりなのに、ニュースのほとんどがイラク戦争の爆撃シーンや被爆した子供たちの悲惨なシーンです。一日も早くイラク戦争が終わることを祈念して、週末モードに入ります。

・3月28日(金曜日)こてる日記(3月22日)を覗いてみると、やはり出ていました。5000円分の図書券をあてたことが。こてる先生によると無欲の勝利だったそうで、その中で10000回記念イベントは無理には狙いませんよと言っておられますが、すでに10000回記念イベントが頭にあるとは、勝負に出ていると思います。昔のこてる先生のマージャンをみると無欲なんてあり得ません。しかし、日記の最後に粋なキャンペーンはってくれたアップリバー先生に感謝って書いてありました。
 さて、 早いもので3月が終わろうとしています。桜の木もきれいに花をさかせ、内村内科の病棟から見える桜が八分咲きです。病室から見える桜がきれいなので、デジカメで写真を撮っていると、患者さんが「それで写真が撮れるんですか」と不思議がっていました。昔の人にとっては写真機とは大きくてがっちりしたものでないといけないのでしょう。しかし、スマートなデジカメの説明をしようと
は思いませんでした。デジタルカメラがカメラとどう違うか説明するのはとてもしんどいことなので、桜の話をしました。吉野公園の桜もきっときれいだろうなあと思いながら。

・3月27日(木曜日)水曜日の午後から自宅でADSLの工事があり、NTTとセコムの方がみえました。わが家にはメディアポートという格好はいいが、ややこしい器械が壁に取り付けてあって、工事がすんなりと進みませんでした。試行錯誤の末、1時間あまりでやっと終了しました。前回、ISDNの工事のときも大変苦労したのですが、皮肉なことに今回の工事はISDN工事前の状態に戻すことだったんです。NTTの工事料金が4400円あまりで、セコムのそれが7000円でした。なんでセコムが関係するのか、よくわかりません。
 工事関係の方が帰られ、一人になると、信号がまずADSLモデムまで来ていることを確認して、モデムとAirMacExtremeベースステーションをつなぎました(写真左)。これから無線を飛ばすわけです。この設定には少し苦労しましたが、つながってしまうと、インターネットが速くて快適です。PowerBookG4 12"(写真右を内蔵)では家の中のどこからでもADSL回線でインターネットできる状態です。
 このようなわけで、水曜日の昼につぶやきをアップすることができませんでした。きょうは病院にもAirMacExtremeベースステーションを設置して無線LAN環境とします。AirMacExtremeベースステーションは周波数帯が2.4GHzなので従来型の802.11bと周波数帯は同じで互換性が保たれます。しかし、転送速度は11Mbpsから54Mbpsに約5倍速いのです。しかも50台まで接続可能で無線の届く範囲は半径約45m以内です。しかし、まだ新しい規格なのでWindowsやMacOS9以前では使用できません。サードパーティ製の11g対応PCカードが出るのを待つ必要があります。

・3月25日(火曜日)きょうから通常モードでつぶやけます。きのう図書券を1万円分買いに行きました。本日中に発送する予定です。ご当選された3人の方々いましばらくお待ちください。
 先週、Appleでは大きなニュースが2つありました。ひとつは、一代旋風をおこしたiMacの販売を中止したこと。ふたつめは、ゴア前アメリカ副大統領がAppleの取締役に就任したことです。
 まず、iMacですが、私は5台買いました。そのうちの1台は羽田空港の展示場を見て 一目ぼれしてすぐに注文しました。5年前のことです。それから次々に買い足して、仕事用に個人用にと使いました。2台は前の病院で活躍していると思います。また、2台は現在内村内科で活躍しています。5年前当時、自宅でiMacとPowerMac8500をイーサーケーブルでつないで家庭内LANを構築し、わが家はすすんでいると自画自賛していました。今ではLANなんて当たり前ですよね。当時は、G3を搭載したiMacは軽快だと満足しつつ、インターネット三昧の日々でした。このiMacは現在私の書斎に静かに置かれています。きのう久しぶりに娘とスイッチを入れてインターネットをしました。「おジャ魔女どれみのサイト」を30分もみてしまいました。
 もうひとつの話題。 クリントン前アメリカ大統領も今話題沸騰の現アメリカ大統領ブッシュ氏もマックユーザーというのは知っていましたが、あのインフォメーションスーパーハイウェイ 構想を打ち出したゴア氏がマックユーザーだったとは、全く知りませんでした。しかもFinal Cut Proを使いこなすヘビーマックユーザーということです。すばらしいの一言です。この話題は毎日新聞・日経新聞にも出ていたらしいです。

・3月24日(月曜日)記念すべきアクセスカウント5000達成イベントが無事に終わりました。応募が少なかったのは残念でしたが、次回は10000達成イベントとして多くの人が応募できるようなイベントにしたいと思います。
 では、1位から3位までの発表をします。(パンパカパ〜ン)堂々の1位は、こてる先生です。こてる先生は青雲病院の当直中の朝4時20分にメールで応募いただきました。こてる先生も日記サイトを公開されています。これを契機に相互リンクをはらせていただきました。鹿児島大学医学部ボーリング同好会所属です。こてる先生は以前つぶやきで紹介しましたが、私の同級生で学生時代から日記を書いています。バスケットボール部の合宿のときみんなが寝たと思いきや起き上がって日記を書き始めたこてる先生を思い出します。こてる先生から毎日つぶやきサイトをみているというコメントを貰いました。 ありがとうございます。
 次に2位は、ハム太郎さんです。おめでとうございます。21日22日は何回も私のサイトをみて5000を狙ったそうですが、くやしいというコメントを貰いました。次回1位を狙ってください。
 3位は、ろうけん青空のXさんです。いつもつぶやきを見ていただいているようです。この場を借りてお礼申し上げます。
 3人の方には約束どおり図書券をお送りします。これからもよろしくお願いします。今回のイベントは主催者の自分も大変楽しい思いをさせていただきました。本当にありがとうございました。

・3月22日(土曜日)(祝)やっといいますか、とうとうと言った方が的を得ていると申すのでしょうか。アクセスカウントが5000に達しました。これもみなさまのおかげと感謝申し上げます。また、技術的に困ったときすぐにメールでご助言くださった私の師匠であるTokuさんにも深謝します。
 それでは、 すでに予告しましたようにここから申し込み画面に飛んでください。これからも当サイトをよろしくお願いします。

・3月20日(木曜日)水曜日の午後はオフにしているので、妻と二人で入院している当院看護師さんのお見舞いに行きました。途中、食事に天文館のある店に入りましたが、驚いたことに店のお客さんは全員女性。従業員さんも見えた人は(キッチンも覗きました)全員女性。つまり店内には男性は私一人かもしれませんでした。周囲を見渡せば路上を歩いている人、隣の店をのぞき込んでいる人、いくら平日の昼下がりとはいえ、ほとんど女性です。女性でもその構成を詳細に観察するとOL風と初老期の女性が多いように思えます。
  平日の昼間というのは、ほとんどの男性は汗水垂らして働いているのにと思うのは私が男性眼だからでしょうか。この手の問題はジェンダー問題がからみ、デリケートなのでコメントはこれでやめます。  
 さて、夕方には帰宅して自宅庭の手入れをしました。デッキの近くの『スズランエリカ』が今年も小さな白い花をたっぷり咲かせていました。あまりにみごとに花を咲かせているので写真を撮ってみました。エリカ(Erica)は日当たりのよい荒れ地に自生する植物で、欧米ではポピュラーな花だそうです。
(お知らせ)当サイトアクセスカウント5000達成記念イベントが迫ってきました。今週中に5000に達しそうな状況ですので、5000を私が確認でき次第アンケート画面(申し込み画面)を約24時間公開します。正解者の先着順に1位図書券5000円、2位図書券3000円、3位図書券2000円を進呈します。ふるってメールください。

・3月19日(水曜日)3月は卒業・転勤・退職の、4月は入学・就職の時季です。私たちの明輝会は職員数が150人を越えていますので、やめる人、新たに仲間になる人、法人内で部署移動をする人が、結構いらっしゃいます。
 日本社会も能力主義となり自分の能力・意欲を売って、自分にとってよりよい職場に移動するケースが確実に増えています。平成不況で失業率が5%を越えている今でこれだけの出入りがあるのですから、経済が好況となれば、いっそう人の移動がさかんになるでしょう。
 これから医療機関の倒産が大量に起こると言われています。それに伴って医師・看護師・パラメディカルの失業・再就職が始まります。かつて考えられなかったことです。生き残った医療機関に有能な医師・看護師・パラメディカルが移動することになりますが、それを実現するためには生き残った医療機関の中でもリストラを行わなくてはなりません。つまり、実力主義です。
 私は大学の医局を辞めてから5年間も宮崎県の町立病院に勤務していました。 なぜ宮崎でも地方にある小さな病院にいたのかと聞かれることが多いのですが、それは病院サイドつまりその運営母体である町の私に対する待遇がよかったから、居心地がよかったからにほかなりません。組織に大切にされたら組織に対して忠誠になることは当然のことと思います。
 これから新天地で頑張る方は、自分の理想を追求してほしいですし、新たに仲間になって一緒に仕事をする方は、一日も早く仕事を覚えて楽しく意欲を持って仕事をしてほしいと思います。
(お知らせ)サイトのトップの求人広告を取り下げました。

・3月18日(火曜日)いよいよアメリカ中心のイラク攻撃が始まりそうです。戦争の是非という難しい問題はここでは問わず、30万人といわれるアメリカ軍の中で活躍するたった1台のMac、砂漠に派遣された唯一のマックの話題を提供します。
  砂漠を戦場とするイラク攻撃の最前線で使用されている軍事用パソコンはすべてWindows2000搭載のPanasonic製だそうです。採用された理由は頑丈であることが決め手になったようです。しかし、一人だけMac(PowerBookG4)を持ち込んで巨大な衛星画像と偵察画像を扱う仕事をしている陸軍の軍人さんがいます。この軍人さんによると大量の画像データ処理するのに頑丈なPanasonic製パソコンではフリーズしたりして仕事にならない。無駄な時間が許されない軍事作戦にはフリーズしない、画像処理の速いVelocity EngineのG4が最適だということです。
 軍隊ではWindowsパソコンが採用されたが、戦況を伝える報道機関、特にテレビニュース取材班ではMacがポピュラーです。昨日のマックユーザーグループの報告で紹介したFinal Cut Proを使って、現場で映像を編集して即座に世界に向けてニュースを発信しているのです。昨日のデモをしてくださった方も鹿児島の某放送局関係者でした。

・3月17日(月曜日)土曜日と日曜日の報告です。
  まず、土曜日は、
かごしまマックユーザーグループの第5回定例会に出席しました。プロのビデオ編集ソフトであるApple Final Cut Proを使ったノンリニア編集をわかりやすく解説してもらいました。右の写真は、解説してもらったノンリニア編集する作業環境です。メインマシンはPowerMacG4 Dual1.25GHzです。Final Cut Pro専用のキーボードが目立っていました。 
  私の師匠であるTokuさんの運営されているかごしまマック事情の気になるフォトのコーナーに5枚の写真が掲載されています。 上から2枚目の写真の中央で黒っぽい服を着て頬杖をついているのが私です。
 さて、 2枚目の写真は私のマシン、PowerBookG4 12"です。初めて自分のMacを持っていきました。みんなにいろいろ質問され、少しだけ注目をあびました。
  楽しい土曜日が終わって、翌日は仕事のある日曜日。15人の訪問診療がありましたが、どしゃぶりの雨の中の訪問診療は大変でした。しかも、ある患者さんに点滴をすることになったのですが、約1時間粘っても点滴ができませんでした。注射のうまい看護師さんでしたが、何回トライしても血管の出ない人(血管の走行が皮膚の表面に見えていない人)の点滴ルートの確保は困難です。しかも、日曜日は看護師が一人なので交代することもできず、本当に看護師さんも泣きたくなるでしょう。私も研修医の頃はうまかったのですが、今では口出しだけして手は出しません。上手な看護師さんができないときは私がやってもなお駄目と思っています。
  さて、点滴の針がうまく入らないとき、どこであきらめるか。そのタイミングが難しいです。本人や家族がストップを申し出てくださればよいのですが、そうでない場合エンドレステープのように繰り返し何度も穿刺しなければなりません。このことは、マンパワーのない日曜日の盲点です。

・3月15日(土曜日)2ヶ月に1度あるかごしまマックユーザーグループの会が午後2時からパソコンミスミであります。今度で5回目だと思いますが、きょう初めて自分のマック(PowerBook12")を抱えて行くことができます。是非、ホームページ作成のノウハウをもう一度師匠であるTokuさんにご教授していただこうと思っています。
 私が、きょうはマックの会があると言うと、妻は笑って、 「大好きなマックの会だから最後まで楽しんできていいよ。」と優しく言ってくれます。いつもマックの会のことを書くたびに言いますが、他業種の人たちとひとつの趣味で集まるということが楽しいのです。いつも30数人ほど集まりますが、若い人は中学生からかなりの年配のおじいちゃんまで来られます。自由な楽しい雰囲気がとてもよいです。最後に「かごしまMUG」のホームページの切り抜きを掲載(無断借用すみません)して終わります。

・3月14日(金曜日)きょうは朝から声がおかしくなってしまい、しわ枯れた声しか出ません。金曜日の朝礼でしゃべり、そして外来患者さんとしゃべり、昼は製薬会社のMRさんとしゃべり、とうとう声が割れてきました。体は少しも悪くないのですが、声だけ悪いのです。医者はしゃべらないと仕事になりません。午後も精いっぱい声を使って仕事をするつもりです。
 さて、先日電話で私にあるところから原稿依頼があったことはお知らせしましたが、その資料などが郵送されてきました。ざっと目を通して仕事を引き受けることにしました。それは、『FINEジャーナル・ヤクシンジャーナル』という全国の医薬品卸企業向けの医療機関や調剤薬局経営者支援週刊情報誌です。発行部数は、約1万部だそうです。4回シリーズで内村内科の在宅医療への取り組みについて書こうと思います。最初の原稿締め切りは4月15日です。シリーズが終わったら当ホームページにも掲載したいと考えています。

・3月13日(木曜日)昨夜は鹿児島市医師会上町支部会の会合があり、出席しました。メンバーはいつもと同じ。話す内容は当たり障りのないこと。しかし、楽しく何だか安堵感を覚えました。厳しい医療事情にあって無意識の連帯感が発生しているのでしょうか。
  さて、最近のニュースはイラク情勢のことばかり。アメリカがいつイラク攻撃をするかという点に関心が集まり、世界中の株式市場が冷めています。とうとう日経平均株価も8000円を割り込み、今後どうなるのでしょう。こんな閉塞感ばかりの世の中いつまで続くのでしょうか。年頭の挨拶で述べたように今年は足下を固めるだけの時期なのでしょうか。
 せめてMacな話題でも明るい話題ないかと探してみました。パソコンをWindowsからMacに換える人々はSwitcherと呼ばれていますが、実録SWITCHER物語という面白いサイトがありますので、今日はこれを紹介して終わります。

・3月12日(水曜日)先日、NTT西日本にADSLの工事をインターネットで申し込みでいたところ、NTT西日本から携帯電話に工事の打ち合わせについてかかってきました。
  「現在、お客様はISDNなので電話回線をアナログ回線に戻す必要があります。そして、戻した場合に十分なスピードが出なければ、もう一度ISDNに戻す工事をしますのでその時6千○○円かかります」と言われた。実は、自宅は家庭内LANにしていると話すと、「イーサネットケーブルは、100ベースですか」と尋ねられた。「10ベースです。」と答えながら、そうか10ベースでは、ADSLにする意味がない。また、これも工事をしないといけないのか。将来、光ファイバーが来たら、またまた工事か。それならば、光の時代まで、IEEE802.11g (54Mbp)のワイヤレスネットワークでいこうかと決めました。
 これでようやく済んだと安堵していると、再びNTT西日本から電話。「セコムに入っていらしゃいますか。それでしたらセコムさんの工事も必要です。まず、セコムさんに訊いてみてからNTTが工事します。」となった。セコムに電話すると、「確かに工事が必要です。簡単な工事ですから15分程度で済みます。料金は7000円です。」いやいや本当にあちこちでお金がかかるようになっている。NTT西日本のキャンペーン中で3ヶ月分無料なのに、こうも出費が多いとは。それでもイライラしたくないので、折角のブロードバンドを満喫するためにADSL導入を推し進めることにしました。

・3月11日(火曜日)最近、夜の10時をまわったころに睡魔に襲われています。テレビを見ながら、ウトウトしています。30才台までは深夜2時ごろまで本を読んだりしても翌日元気に8時出勤できていたのにと加齡現象を少し悲しく思います。
 さて、今日も天気がよいので、出勤前に庭の写真を撮ってみました。こんなに芝がきれいになったのです。昨日の写真と比べていただけると、わかると思いますが、芝生の表面が平坦に均一にカットされ、見ていて気持ちがよいです。これから本格的な春に向けて、芝生は青々となり、また、木の緑も、草木の花々も次々に萌えだしてきます。

・3月10日(月曜日)きょうは天気がよいです。しかし、つぶやくことがすぐに思い当たりません。え〜と、今週の私の予定は、水曜日に医師会の会合に出席すること、土曜日にかごしまマックユーザーの集まりにでかけることです。
 何かつぶやかないといけないので、昨日のことをちょっとつぶやきます。日曜日は自宅庭の芝刈りを半分済ませました。とてもすっきりしました。ボサボサ頭の髪を切ってさっぱりした心境です。
 右写真のように芝が伸びていましたが、リョービの電気芝刈り機で20mmの長さにカット。去年は15mmの長さまでしかカットできませんでしたが、今年は10mmまでがんばってみようと思います。
 土いじりをすると、春が始まっていることがよくわかります。季節の移りを肌で感じられるということです。1時間も芝刈りをすると結構な運動量です。身体的にもリフレッシュできて気持ちいいです。その後、子供たちと昼間からお風呂に入りました。これって最高に気持ちがよいです。
 こんなことをつぶやいていると、外線が入りました。なんと、原稿執筆依頼でした。「○○の△△です。実は週刊情報誌を発行しています。つきましては、在宅医療への取り組みについて4回シリーズで執筆をお願いできませんでしょうか」とのこと。「一応雑誌を見せてください。それから正式に返答させてください。」と言って電話をおきました。そして、「第1回、内村内科の在宅医療の過去と現状 第2回、有床診療所のおこなう在宅医療、第3回、在宅医療におけるハイテク医療、特に胃瘻のこと 第4回、内村内科の在宅医療の将来、なんてどうかな」と、やる気になっています。

・3月8日(土曜日)高齢者の転倒予防に太極拳やパワーリハビリテーションがよいということを知りました。太極拳のあのスローだが、全身をくまなく動かすことがとっても高齢者に適するのだそうです。
  また、私たちの法人の「ろうけん青空」には開設時からパワーリハビリテーションがあることを宣伝しました。パワーリハビリテーション研究会のホームページというのがあります。パワーリハビリテーションは若い人たちがする
筋力トレーニングと似てはいますが、ずいぶん目的とトレーニング方法が違うようです。パワーリハビリテーションの適応は100才以下というのが書いてありびっくりしました。90才台でも十分パワーリハビリテーションで効果があがったという実績があるようです。

・3月7日(金曜日)最近、在宅と病棟の両方に重症の患者さんを抱えているせいか、病院に行く前から、何となく気分的に忙しく、重い気持ちです。そのせいか訪問看護室から聞こえてくる笑い声が耳障りで先日は怒ってしまいました。
  今、自宅に帰ってやっと自分の時間がとれました。もうすぐ午後9時です。これから今日のつぶやきを書こうと思います。
 今日の昼休みに医事課と書類の点検をしましたが、点検が終わって雑談のときに、午後の外来診察時間をずらして、訪問診療の時間を確保してみてはどうかという提案が理事長と事務局長からなされていると聞きました。
  現状を申し上げると、午後2時から外来診察を始めて、終わり次第、訪問診療に出かけます。その途中で外来患者さんがみえると、すぐに診療所に戻ってくるようにしているのですが、結構これは非能率的であり、交通事情を考慮すると危険でもあると思えてきたのです。
 そこで、午後2時から4時までは訪問診療時間。4時から6時は外来や病棟の仕事をするようにしようかと考えがまとまってきました。訪問診療を4時まで済ますように努力した方が患者さんたちも喜ぶのです。いやきっと一番喜ぶのは訪問看護師さんたちかもしれませんが。

・3月6日(木曜日)昨夜は鹿児島県医師会館で『在宅医療の推進のための実地研修』があり、五反田内科院長の五反田満幸先生が「今、なぜ在宅医療か」というテーマで講演がありました。
 まず、講演された容姿ですが、五反田先生がふだん訪問診療するスタイルでありました。「私はいつもこんな格好で訪問診療をしています。あえてこんな格好で講演会に来ました。白衣は着ません。患者さんと目線を同じにするためです。これは私のポリシーです。」と 言っておられました。私も訪問診療や外来診察のときに白衣を着るのはあまり好きでなく、処置や検査のときにのみ白衣を着るのがよいと今でも思っています。ただし、白衣を脱いだり着たりするのは、面倒なので結局私はずっと白衣を着ていることになります。
  話を発展させると、白衣は病院着というファッションではなくて、患者さんから受ける血液・胃液などの体液で汚染しないためのガウンだと思いますので、医療職でない職員が白衣を着ていることには違和感を感じます。
 さて、講演の内容ですが、その中の各論は、いつも私がメーリングリストでみている内容とほぼ同じだったと思いました。五反田先生が、最初と最後に力説されていたことは、「医療の目的は生活の質(満足度)と医療の質(余命)の積である」ということでした。これには、頷けました。
 90分の講演会が終わり、質疑応答になったのですが、会場から質問の手を上げたのは、明輝会の3人でした。まず、当法人の理事長が質問され、次に私と事務局長が同時に手を上げました。マイクが事務局長に近かったために、私が最後の質問者になりました。そのため質問するまで10分以上もかかり、緊張で疲れてしまいました。

・3月5日(水曜日)サイトウォッチャ一のみなさん、昨年11月28日に予告しましたように、アクセスカウンター5000超過記念イベントを行います。
 参加資格者:『院長室からの長いつぶやき』を見てくださった方ならだれでも
 応募要領:カウンターが5000に達した時点からしばらく(たぶん24時間)簡単なアンケートを公開します。それに答えてくださった方の中から、早い順番に3名様まで、図書券を進呈します。応募は、電子メールのみとします。
 アンケートは現在、思案中です。 それでは、今日はこれで失礼します。
(蛇足)Air Mac Extremeベースステーションとそのカードを注文しました。もうすぐ無線LAN環境実現です。この報告は後日いたします。

・3月4日(火曜日)子供が熱を出して保育園を休ませると、妻(副院長)は病院の仕事を休みます。すると、その分の仕事が私に回ってきます。もちろん非常勤の先生にも負担がかかります。今年になって、何週かこのような事態が続きました。
 副院長の患者さんは、副院長先生指定かつ午前中訪問診療指定であるので、私は、外来患者さんの切れ目にさっと往診車に乗りこんで訪問診療をします。その時、携帯電話で外来の受け付けと連絡をとりながら、時間の許される限り、訪問診療をします。
 思えば、女医さんがよく休むとか遠くの病院には出向しないとか、昔から大学の医局で聞かれる問題です。その根源は、結婚とか育児がからんでいる訳ですが、不満の声が聞かれるのは、一番影響を受ける同期の入局の先生や同じグループの先生の一部からです。私は、大学の医局に在籍していたとき、この問題について理解していたつもりで、陰で女医さんを非難したことはないつもりです。
 遅ればせながら、私もこの状況を体験中で、私の妻も大変だなあと見ています。
 私が尊敬した女医さんのことを書きます。 私は、かつて2〜3週間程度の短い期間、関西医科大学の肝臓研究所に勉強に行っていたことがあります。その時、朝8時過ぎから夜の9時ごろまでずっと実験室で実験をしていたのですが、同じ実験室の別のコーナーに女医さんが実験をしておられて、よく電話で子供さんの様子を聞いたり、外科医のご主人に連絡をしたりしながら、難しい実験をしておられました。臨床もしておられ、患者さんのことや家族のこと、そして研究を同時にされている姿をみて、本当に感心しました。その後の学会で、この女医さんをよくみかけましたが、私が研究の第一線を退いてからも、実にすばらしい研究発表をされておりました。鹿児島で研究会があったとき、懇親会でかつての関西医科大学のことを話したら笑っておられました。

・3月3日(月曜日)弥生三月です。いよいよ春です。そして、2年間使ってきた院長室のMac(PowerMacG4)が、ろうけん青空に行ってしました。少し寂しいですが、今後はろうけん青空で活躍してくれると思います。数々の出来事を思い出しながら、昼休みを利用して重要なデータをサーバーに移動したり、設定をスタンダードにしたりしました。それで昼までにつぶやきを書く時間がありませんでした。
  午後、訪問診療を6件済ませて、ろうけん青空にMacを見に行きました。まるで遠くに子供をやった親の心境のようです。 このような理由で今急いで「つぶやき」を自宅から更新しています。
 さて、当ホームページが『ヘルスケアフォーラム』 のホームページ
にリンクされました。ヘルスケアフォーラムは、21世紀における病院経営の革新とトータルヘルスケアの実現を目指すことを理念とした団体です。我が法人の理事長と事務局長が参加している団体であります。私はこのフォーラムには参加したことはありませんが、一度勉強に行ってみたいと考えています。きょうはこれで終わります。

 
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