11月のつぶやき
 
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30日(火曜日)
[コップの水]訪問診療している患者さんが睡眠薬を飲まずに寝たら1時間おきにおしっこをしたくなって昨夜は5回も6回も寝てからトイレに行きましたと話しました。「それは寝られなくて大変でしたね!しかし、起きるたびにそんなにおしっこが出ましたか。」「ハイ、それはそれはよく出ます。」う〜ん?私は考え込んでしまった。急に尿回数が増えるなんて!尿路感染をおこしたようでもなさそうだし、なぜだろう?
 すると、患者さんが答えを言いました。「トイレに行って、それから台所に行ってコップ1杯(もしかしたらコップいっぱい)の水を飲んで寝ます。」「水分の取り過ぎですよ。だからすぐにおしっこしたくなるのですよ。」「だけど、寝る前には血液がどろどろならないように水をいっぱい飲みなさいと先生が言いました。」確かに脳梗塞予防にコップ半分ぐらいの水を床にはいる少し前に飲んでおしっこを出してから寝るようにと私も時々アドバイスすることはあります。しかし、これほど徹底して実行しているとは、しかも間違った方法で!その先生とは、み○も○た先生です。「1回だけ水は飲んでください! 夜中に何回も水を飲むからすぐにおしっこに行きたくなるのですよ!」

[フィリピン人の看護師さん]日本政府とフィリピン政府の間でフィリピン人の看護師、介護士が日本で働けるようにする取り決めをしようとしています。すでにフィリピン出身の看護師さんたちはアメリカ、イギリスなどの英語圏で働いている実績があるそうです。ほとんどのフィリピン人は英語が上手で日常会話ができます。しかし、日本語はどうでしょう。日本語を話せないと、日本人の患者さんやスタッフとコミュニケーションできませんから、当然、語学の猛勉強をしてくるでしょう。日本の看護師資格試験にも合格しないといけないとニュースで伝えています。これではかなりハードルが高くなります。私個人としては、受け入れるのであれば、そこまでしなくてもと思います。それよりも正しい日本文化や伝統についての知識を問う問題の方がよいのではないかと考えます。
 さて、びっくりしたのは、 フィリピンで医師として活躍している人がその医師の資格を捨てて、海外に渡り看護師として働いているという事実です。どうしてそうなるのかというと、フィリピンでの医師の収入よりも外国で看護師として働いた方が何倍も収入がいいからだそうです。そういうわけで、医師から看護師へのトラバーユが起こるのだそうですが、なかには腕のいい心臓外科医が看護師として働いているケースもあるとニュースでは言っていました。
 フィリピン政府も自国での医療従事者の待遇をよくしないと、優秀な人材が国外に流出して帰ってきません。すでにフィリピンの病院には医師、看護師が不足し始めて、運営が困難になっている病院が出始めているようです。


29日(月曜日)
[つぶやき]きょうの訪問診療はひとりひとり骨太でした。だからとても疲れました。土曜日、日曜日、月曜日と医者の顔ぶれが毎日違うことに文句をいう家族と本人自身が文句を言うケースの2つがありました。
  家族が文句を言ったケースは臨時の往診なのですが、どうみても私のことをスーパーマンか神様と思っているようです。なんで毎日おまえが往診に来ないのか、医者は来るたびにいろんなことを聞くのか横の連絡をしていないのか、3日経っても病気が治らないではないかとどなられました。休日の往診に応じて文句を言われるとは思いもしない時代になったものです。これからは、こんなタイプの人が増えてくるのかもしれません。
 もうひとつは、痴呆によるものなので、いたしかたないと思いますが、診療拒否というストライキまでされては根気よくコミュニケーションするしかないのかもしれません。


28日(日曜日)
[肝臓研究室のOB忘年会]土曜の夜は肝臓研究室のOB忘年会があったのでいそいそと出かけてきました。諸先輩の先生方が多いとは言え、同じ研究室であるので互いに顔をよく知っているために気負うことなく楽しくお酒が飲めました。近況報告に始まり、国の政策に対する愚痴に花を咲かせ、なかなか決まらない第2内科に教授選挙の話題まで飛び出しました。酒席はいろいろな情報が交錯するお宝の眠る場所です。
 久し振りの天文館は意外に人が多いのです。よく見ると20代の若い人が多くて、ほとんど道に立っているのです。これじゃ、景気がいいとは言えません。お店の中はそれほど混雑していない。とくに高級な店はそうです。まだまだ鹿児島は不景気で、安くておいしいものが人気です。
 私は2次会まで参加してみんなとワイワイ騒ぎましたが、10時半すぎにはタクシーに乗り込み帰宅しました。


26日(金曜日)
[iPodの影響] いま、アメリカではすごいことがおこっています。iPodがばか売れしていることは周知の事実と思いますが、そのiPodユーザーの10数パーセントの人達がWindowsを見捨ててMacに乗り換えているというのです。その影響でアップル株が急騰しています。1株14ドルまで下がっていた株価が現在64ドル、アナリストの予測は1株100ドルまで上がると言われています。
 このiPodフィーバーは現在ヨーロッパに飛び火していますが、来年は日本にも上陸してくると思われます。ちょうどコンピュータは専門家だけが使うものと思われていた時代にふつうの人が個人で使うパーソナルコンピュータが誕生したのと同じ状況です。奇しくもパソコンをはじめて作ったのは現アップルCEOのSteve Jobsであり、今度はiPodというデジタル家電とパソコンをつなぐデバイスをいま世の中に送り出しているのです。
 しかし、その後の展開は不透明で、結局マイ○○ソフトと呼ばれるどこかの大企業がそのアイデアを金で買い取ってデジタルハブ構想さえも席巻するかもしれないと言われています。


25日(木曜日)
[つぶやき] 昼にひっこり聖路加国際病院の石山さんがおみえになりました。本日の夕方、当法人において講演をお願いしておりました。久し振りに実際のお顔を拝見し、温厚でありながら相変わらずのパワーと秘めておられるなあと感じました。
  夕方には重症の患者さんが入院することになり、外来と病棟の看護師さんたちとともに天手古舞でした。そんなこんなでつぶやきを書くことができず、こうして朝5時半に起きて、つぶやいています。
 
  最近、写真がないよ〜という声が聞こえてきます。それは気持ちに余裕がないからシャッターチャンスをねらっていないのです。絵のないつぶやきは淋しいので、少しでも写真を取り入れるように努力したいと思います。それからXserveG5の件ですが、マニュアル本がまだ届かず、こちらの方も進展がほとんどありません。


24日(水曜日)
[つぶやき]昨日は勤労感謝の日で祝日。そしてきょうは半日で上がり。久し振りにまとまって自由時間がとれ、仕事から解放されて気持ちもゆったりです。(当院は非常勤の先生に夜の泊まりと日勤をお願いしてある日があるから助かります。)きょうは特筆することがありませんでした。

[地図]地図のアルプス社から航空写真・衛星写真と地図を組み合わせて見ることができるソフトが発売されます。以前からWindows版はありましたが、初めてのMac版です。私は小学生のときから地図を見るのが大好きです。とくに空から見る鳥瞰図には目がありません。高低が等高線ではなくて3Dで表されているとぐっと引き込まれてしまいます。地図を見ながら旅をしたり、戦国時代の武将になった気分で国盗り物語ができます。
 さて、私たちの見慣れている地図。とりわけ世界地図というのは日本が地図の中心にあって赤く色分けされていることが多いと思います。これは日本の世界地図だからです。イギリスなどヨーロッパの国々が世界各地に出かけていった大航海時代の地図では右端にジパングとしるされています。まさしく極東にある日本です。
 かつてこのつぶやきで書いたことがあるかもしれませんが、宮崎大学医学部第2内科の教授室の壁に北極からみたアジアの地図が貼ってありました。それをみていると、日本は大陸の近くにある島国に過ぎないのです。ですから中国とかロシアからみれば、小さな島国日本を上からながめているわけです。私たちは大陸の人達から小さな島に住んでいる民族として見られているのです。
 私たちが小学生のときから見慣れている世界地図は日本が中心であるかのように錯覚させますが、太平洋に浮かんだ島国であることを自覚して世界の人とつき合わなければいけないと思います。地図の見方を換えるといろんなことを考えさせられます。

[XserveG5奮闘記その9] 本日1時間ばかりXserveG5をいじりました。原因はほぼ特定しているのですが、解決方法がわからず、マニュアル本がアマゾンから届くのを待っています。
 現在の設定ではサーバーはインターネットに接続するポートだけが開いていて、それ以外は完全にしまっていて、外からの侵入を頑なに拒絶しています。
 管理者権限でオープンディレクトリシステムにしたいのですが、うまくいかないのです。管理者であるアカウントが拒否されています。 ここでう〜んと考え込んでいます。


22日(月曜日)
[つぶやき]きょうはいい夫婦の日です。妻が去年も書いたから今年も書くのでしょうと言います。すっかりその語呂合わせは忘れていました。きょう11月22日は「いい夫婦」の日です。
 
さて昨夜は深夜に病棟の患者さんが亡くなられ、気温7℃の寒い夜中に家に帰ってきました。帰ってきてからもなかなか寝つけず、とうとう時計が午前2時になっていました。そして5時には目が覚めました。患者さんの病気の進行が予想を外れたときはなんでだろうと病態を考えたりして気分が昂ぶってぐっすり眠れないものです。
 睡眠不足、深夜労働は応えます。しかし、すがすがしい朝のスタート。きょう一日がんばれば明日は祝日で休みとおもい出勤しました。午前中は何とか何もなく終わると思いきや、また元気な安定しているはずの患者さんが全身チアノーゼで急変しましたと報告を受けました。あと5分で食事というときでした。
 おかしい。食事をのどにつまらせたのだろうかと思いました。24時間人工呼吸器をつけている患者さんでしたが、急変する理由がわからない。
  確かにチアノーゼが出て全身青い、意識がない。心臓はかろうじて動いているが、もう少し大丈夫かもしれない。すぐにバッグで酸素を送ってみると、みるみる顔色が正常になってきました。そして意識も少しずつ回復してきました。かなりよくなったところでバッグ呼吸をやめて、いつもの人工呼吸器に切り替えました。しばらくするとまた悪くなりました。器械が原因なのです。ジャバラのリーク(空気の洩れ)を調べたらリークがありました。
 このとき当院の病棟ナースを頼もしく思いました。テキパキと人工呼吸器のボタンを押して設定を換えたり、 ジャバラのチェックをしたり、とうとうジャバラからのリークを証明し、患者さんを助けたのです。

[XserveG5奮闘記その8] 本日の報告。作業はいろいろやっていますが、先にすすみません。オープンディレクトリがきちんと利用できていないためにうまくいかないことがわかりました。


20日(土曜日)
[KMUG]かごしまマックユーザーグループの定例会に遅れて参加しました。iPod photoを持っていきました。みんなの前でスライドショーをすることになり、ルームにあるテレビにつなぎましたが、なぜか写りません。それ以前の問題としてテレビのブラウン管が明るくなりません。次はプロジェクターにつないでスクリーンに映してみました。ファミリーの写真ばかりだったので、恥ずかしくなってきました。

[いい一日]久し振りにダレ止め(だれやめ)をしました。倉庫に眠っていた森伊蔵をみつけて5:5でお湯割にして北海道物産展で妻が買ってきたカニを肴に飲みました。昼はマック友だちと夜はファミリーと、いい一日でした。


19日(金曜日)
[iTunes Music Store]きのうの日経新聞についにアップルのiTunes Music Storeが来年3月にオープン予定であると載っていました。マックファンとしては待ちに待ったという感じです。1曲100円から200円で邦楽を中心に10万曲が用意されるというから期待がもてます。この日経新聞の記事はスクープだったようでIT mediaはiTunes Music Storeはできるだけ早期に、しかし曲数と値段は未定と伝えています。
 iTunesから世界中のiTunes Music Storeでミュージックショッピングができて30秒間は無料で試聴できます。もうすぐこんな楽しいことが毎日できるなんてサイコー!

[感染症対策委員会]月1回開いている感染症対策委員会をいつもの院長室から外来診察室に場所を移してやりました。今月は私が担当で症例をプレゼンスして話をしました。3冊のカルテと1枚の胸部レントゲン写真がネタです。
 参加者の多かったのには驚きましたが、短時間できっちり勉強できたと思います。

[XserveG5奮闘記その7]本日の報告。朝0分、昼60分。やはりDreamweaver MXでコンテンツを目的の場所に送れない。ちょっとしたことが原因と考えています。もしかしたらアクセス権の問題かと考えて、いろいろやってみるのですが、きょうも不成功に終わりました。
  あすはかごしまマックユーザーグループの定例会に参加するのでまとまって作業ができません。来週にはサクセスといきたいものです。


18日(木曜日)
[いそがしい!]XserveG5の作業をしようといつもよりも早く家を出たのに病棟患者さんが急変して朝8時からマスク呼吸をすることになりました。はじめは自分ひとりでマスクを患者さんの口にあてがい同時にバッグを押して酸素を送ることをしていました。気管内挿管はしないでほしいと予め言われていたのでマスク呼吸することになったのですが、マスクを口にあててバッグを押して酸素を肺内に送る人工呼吸というのは一人ではむずかしいものです。少なくとも2人の労力を必要としかなり大変な行為です。
 血液ガス分析の結果は非常に悪いものでしたから家族に非侵襲的な人工呼吸器(NIPPV)の必要性を説明し、やっとNIPPVを使用できました。さすがNIPPVの威力はすごい。血液中に貯まった炭酸ガスはどんどん抜けました。しかし、なかなか動脈血中の酸素濃度があがりません。
 いそがしかったのは、この患者さんのためだけではありません。顎関節がはずれて気道閉塞のおこる患者さんが口腔外科を受診する予定になっていてその搬送に手間取りました。というのも、このときに限ってパソコンとパソコンを繋いでいるケーブルの分配をするハブが壊れてしまってサーバーに接続できないのです。ですから昨日書いておいた紹介状をサーバーから見つけ出して印刷できないのです。ほんといそがしいときはいろんなことが重なるものです。それ以外にもありましたが、もう省略します。
 やっとのこと自宅に帰ると、解禁になったボジョレ・ヌーボーを飲みいい気分になりました。が、自宅のネット状況がおかしくなっていることに気づきました。つまりいつものようにインターネットができないのです。結局ネットは回復できないままに終わりました。どうやらAirMacベースステーションがおかしいようでそれを外してやっとこうしてつぶやきを更新できました。
 本日はあまりにいそがしくてXserveG5奮闘記の内容はありません。


17日(水曜日)
[インフルエンザ予防接種]水曜日の午後はフリーなのですが、本日はインフルエンザの予防接種を打ちにある施設に赴きました。そこで70人の皮下注をしました。30,40人打つととたんに疲れて集中力がなくなります。
 すでに鹿児島ではインフルエンザの患者さんが発生していますが、当院ではまだです。きょう、インフルエンザらしい患者さんがみえましたが、迅速診断キットで調べた結果はシロでした。朝夕は結構冷え込むようになってきたのでそろそろインフルエンザが流行り出すかもしれません。
 私自身がまだ予防接種を済ませていません。明日にでも打とうと思います。

[XserveG5奮闘記その6]本日の報告。朝20分、昼30分程度。期待していた午後はなにもできませんでした。しかし、Webサーバーは立ち上がったし、FTPもうまくいきましたが、フォルダ指定が一致せず、送ったデータをブラウザでみれませんでした。あすはこの点を解決しなければいけません。
 毎日、少しずつXserveG5をいじっていると、少しずつですが、MacOSXserverというソフトがわかってきました。


16日(火曜日)
[セコンドオピニオン]私は2000年から内村内科で働いていますが、その前は宮崎県西諸県郡高原町(にしもろかたぐん たかはるちょう)の町立病院内科で約7年間働いていました。そのとき診ていた患者さんがひょっこりと診察に来られました(実際は先週電話が来ていました)。C型肝炎の患者さんでインターフェロン治療を勧められたが、どうしようかと迷ってきましたと言われました。
 最近のこれまでのデータをみせてもらってインターフェロンは急ぐことはありませんと言いました。エコーと血液検査とくにウイルス量とウイルスの型をまず調べてみましょうと説明して、本日は帰ってもらいました。
  高速道路を使って1時間半近くかかる道のりでわざわざ来院していただき元主治医としてうれしい気持ちでした。ほかの患者さんが待っているのにもかかわらず、なつかしい高原のことをいろいろ話しました。
  次回はきょうのデータをみながら、ほんとうのセカンドオピニオンをしましょうと約束しました。いや、インターフェロンを使うとなったら、やはりここまで打ちに来るのだそうです。その理由は週1回打てばいいというインターフェロンが使えると知ったからだそうです。

[XserveG5奮闘記その5]本日の報告。朝30分、昼30分程度、XserveG5をいじくり回しました。Webサービスが開始できれば、作業はいっきに進むとわかってきましたが、それがうまくいきません。マニュアルには簡単に書いてあります。アップルのホームページのディスカッションボードにも有力な情報はありません。きっと初歩的なミスをしているはずと考えました。わかりました。一度打ち込んだデータを一旦クリアしてからWebサービスを開始するボタンを押さないといけなかったのです。もう一度データを打ち込むのが面倒だとクリアしなかったためにできなかったのです。明日は時間が少しとれそうなので作業がすすむかもと期待しています。


15日(月曜日)
[つぶやき]インフルエンザ予防接種を受ける人が多くなってきました。ことしは在庫が残ってはいけないということで少なめにしてあります。いまのところ2回打つ人はほとんどいないので、希望者には行き渡るだろうと予測しています。
 きょうは午後から気温が下がり私自身も肌寒く感じておりましたが、午前中に診察した甲状腺機能低下症の患者さんが体温が午前中と比べて0.7℃下がって体中が氷水をかぶったように冷たいと言って時間外に再診されました。実際には0.4℃ぐらいしか下がっていないし、顔色は午前中よりもむしろよくなっています。甲状腺機能が低下すると寒がる傾向が出てくるのですよと気温低下による体温低下だと説明しましたが、なかなか椅子を立たれませんでした。「病気で異常に冷たくなったのではなくて外気温が低くなったからですよ。」「1℃以内の体温の変動は異常ではありませんよ。」「寒ければ服を着る。暑ければ服を脱ぐ。そうして体温調節するのですよ。」「服を着れば温かくなります。」以上、本日の時間外の外来でのやり取りでした。

[XserveG5奮闘記その4]本日の報告。朝は何もできませんでした。昼休みに20分間ほど作業ができましたが、すすみませんでした。Webサーバーが稼働しないのです。どうもモデムとXserveG5との通信がうまくいっていないみたいです。素朴な疑問!ホストのIPアドレスを自分で決めたのか、モデムが決めたのか、パソコンが決めたのか、そんな基本的なことでぐらついています。


13日(土曜日)
[おとがいっぱい]2才の息子も6才の娘も毎日「ヤマハ音楽教室のホームページ」の中の「おとがいっぱい」にアクセスして音遊びに夢中です。二人でマウスを取りあっています。確かにいろんな音が聴けてしかもキャラクターものが踊って大人が見ていてもおもしろいと思います。
 それにしても2才の息子はiMacをめちゃくちゃに使っています。ハードデスクのアイコンをゴミ箱に捨てたり、いろんなファイルを見つけてきてドックに押し込んだりしています。 でもなぜか壊れません。iMacはしばらくふたりの大のなかよしです。

[XserveG5奮闘記その3]本日は朝30分、昼、仕事がすんでから30分、XserveG5と遊びました。サーバ管理ソフトを立ち上げてクライアントを登録し、FTPサービスを設定しました。試しにPowerMacG5からファイルを送ってみると成功しましたが、ねらったファイル内に送れなかったので、それを所定の場所に移してからブラウザ上に新しいホームページアドレスとして見ることができました。
  基本的なことはできることが確認できたと思います。次のステップは、カウンタとか掲示板が動くかを検証することです。なかなかまとまった時間が取れず、じっくり考えながら作業ができなかったので、何となくできちゃったというのが正直なとこです。


12日(金曜日)
[憤慨]夕方、ろうけん青空の入所者が吐血したので診察することになりました。電話で状態を聞くとすぐに胃カメラをした方がよいと判断し、内村川上内科に来てもらいました。予想以上に全身状態が悪く、とても介護老人保健施設ではみれない、消化器専門の病院がいいだろうと判断し、家族の希望に沿ってこの患者さんが以前入院していたA病院の消化器内科に電話しました。
  出てきた若いB先生はデータばかり聞いて明日受診させてくださいと答えた。「えっ!血圧が80まで下がっているんですよ。胃カメラでみたら少しずつだけど出血しているんですよ。とてもろうけんではみれませんよ。」と私は言ってしまいました。相手は、「前と同じ重症の逆流性食道炎でしょうから。オメプラールの静注もしたんだし、止血すると思います。」と、そっけない。怒鳴ってやろうかと思いましたが、気を取り直して「そうかもしれませんが、ろうけんに帰ることになるんです。ろうけんではこのような重症の人はみれないと思います。」と食い下がりましたが、ダメでした。電話を切る前に、「一応、部屋は空いていますが、大丈夫ですよ。」と一言。
 とても憤慨しました。これが病診連携をしているA病院の末端の医師の態度です。何とかしてあげようという気持ちがまったく伝わってきませんでした。むしろ夕方遅くに電話してきてという雰囲気が伝わってきました。
 A病院には以前も同様なことがありました。それは別の科でしたが。やはりいつでもどんな患者さんでも診てくれる病院がいいです。

[XserveG5奮闘記その2] 本日はほとんど作業ができませんでした。ただわかったことは、PPP0E接続が切れるのはブラウザをある一定時間以上使わない場合でブラウザが関係しなければずっとモデムと繋がっているようです。しかし、まだ不確定要素が多いので検証を続けて結論を出す必要があります。

[iPod Photo使用感]iPod Photoにデータを取り入れるのはいとも簡単で実に短時間ですみました。つづけてiPod Photoをリビングにあるテレビにつないでスライドショーをしてみました。これも簡単にできました。結局、使いやすいの一言です。
 iPod Photoを買うかどうかは、音楽と写真を持ち歩いて楽しいかということに尽きると思います。音楽だけを楽しみたい人はiPodやiPod miniを買うし、写真まで重要視する人はiPod Photoがいいわけです。動画が見たいという声がありますが、Steve Jobs CEOはiPodの小さな画面でmovieをみても楽しくないから動画は扱わないと言っています。しかし、そのうちに動画が見れるようにバージョンアップしてくるでしょう。


11日(木曜日)
[つぶやき] きょうの外来はさほど忙しくなかったので、どうしてもしなければならなかったIVHを昼前にしました。ぎりぎりまで外来のデスクに座っていて、呼ばれたらプロテクターを着て、手袋をはめて鎖骨下静脈をねらって穿刺をしました。一発で静脈に入り、ちょうどいいところまでカテーテルを進めて固定できました。これまでおこなったIVHの中で一番早かっただろうと思います。
 午後の在宅は追加が多くて決められた時間をオーバーしましたが、なんとか全件回り切りました。残った時間で書類書きと病棟の仕事をしました。
 自宅に帰ると、iPod Photoが届いていました。しかし、まだ開封していません。子どもが起きているのでここで新しいものを見せると、たいへんなことになってしまいそうだからです。明日の朝礼の話のネタでも見つけながら子どもが寝てしまうのを待とう。しかし早くiPod Photoがみたい。ワクワクしている自分が子どものようです。

[[XserveG5奮闘記その1] 外来に出る前の30分と昼休みに30〜40分XserveG5をいじくり回しました。まず、ソフトを最新にアップデートしました。そしてホストネームをもらうために無料のダイナミックDNSサービスに登録しました。次にIPアドレスの自動更新ソフトをインストールしました。きょうの作業はここまでです。 ここまでの作業が成功しているかはまだ確認できていません。
  その前にぜひとも解決しなければならない問題に気づきました。PPP0E接続すると途中で接続が切れてしまうのです。タイマーがセットされているのでしょうか。さらに困ったことに、接続が手動になっているのです。つまり接続をクリックしないとインターネットに接続できないのです。これは実にゆゆしき問題。今週中に解決しなければ!!!!


10日(水曜日)
[つぶやき]まだ体調が絶好調とはいえません。何となくだるい、少し筋肉痛や関節痛がするけれども発熱はない、少し咳が出て咽頭痛がある、少しお腹の調子が悪くて軽い吐気があるが食欲は普通というのが私の症状です。同じような症状の人が外来にはよくみえます。患者さんにうつされたヘンテコな風邪です。
 今夜は鹿児島県内科医会に出席してきました。保険診療の勉強でした。

[XserveG5]パソコンミスミの方がXserveG5用のグラフィックカードを持って来られました。グラフィックカードを差し込んでディスプレイが使えるようになりました。初めてスイッチを入れてXserveG5を立ち上げました。XserveG5はうるさいというのを聞きますが、個人的にはPowerMacG4の方がうるさいのではないかと思いました。きょうはインターネットができる状態までセットしました。今後のことは未踏のことで予測できません。高価な大きなオモチャと思って楽しみたいと思います。


9日(火曜日)
[つぶやき]忙しい日でした。なかなか風邪がよくなりません。本日は午前の外来診療中に入院患者さんが急変されたのですが、すぐに病室に駆けつけて心臓マッサージとマスク呼吸の指示をして、自分は外来にもどって診察を続けました。どうしても診察を早く済まそうとして必要最小限の会話だけで無駄な会話を省こうとしますが、そう現実は甘くありません。おしゃべり好きな患者さんの誘惑に負けそうになりながらも何とかテキパキと外来診療をすませて、病棟看護師さんの蘇生現場に合流することができました。
 このような急変時には家族に誠実に説明することが大切です。カルテを見せながら時間に沿って患者さんの状態と自分たちがおこなった医療行為の説明が中心になります。
 現在、当院の病棟には重症患者さんが多く入院されていて今後しばらく今日のようなことがいつでも起こる状況にあります。
 きのうのつぶやきといい、きょうのつぶやきといい、明るい話題ではなく誠に読んで楽しくないでしょうが、これも私の体調がベストでないからかもしれません。


8日(月曜日)
[またインターネット不通]当院では本日、昼前にインターネットができない状態に陥り、私が帰宅する時間になっても回復しません。困ったものです。インターネットができないことはかなり仕事に影響をします。調べたいことも調べられない。職員間の情報交換もできない。そして一番の問題は、この原因を解決しようと率先して動く人がいないことです。


7日(日曜日)
[つぶやき]当院は日曜当番医でしたが、受診された患者さんはそんなに多くはなかったものの中身が濃かったことと往診依頼が3件あったのでとても忙しい思いをしました。当番医なので診療所を長く医師不在にするわけにはいかず昼休みに往診しました。というわけで昼食を食べる時間が10分、残りがすべて往診時間というわけです。
 夕方6時の外来終了時刻には自分も少し風邪気分になってしまいました。今夜はゆっくり休んで明日からの診療に備えなければ!

[talby] 12月にauから発売されるtalbyという携帯電話に買い替えることにしました。やっと気に入ったデザインの携帯電話が発売されたからです。厚さは13mm、重さ79g、カメラは33万画素しかありませんが、基本的な機能はあるからシンプルデザインのtalbyが気に入りました。
 talbyの色は3種類あります。個人的にはOrange Orangeが好きですが、ちょっと目立ち過ぎるので、次に好きなHornet Greenにしようと思います。メールのやりとりをしたいという妻の提案に答えたものですが、ダサい携帯じゃなと思っていたので、やっといいものが発売され乗り換えられます。
 やはり、デザインは大切です。ダサいデザインだと気持ちまで暗くなって生活に潤いが出てこないからです。携帯電話のデザインについては、au design projectが注目されているようでやはりここでもデザイン、デザイナーの大切さが力説されています。


6日(土曜日)
[つぶやき]今夜は肝臓の勉強をしてきました。ペグインターフェロンによるC型肝炎治療についてです。C型肝炎の最先端医療から遠ざかって久しいので新鮮に聞くことができました。一応知識を持っていないと、最近の外来患者さんは予想以上に情報を持っていますから。これもインターネット検索によるものが大きいのです。
 さて、明日、当院は日曜当番医です。今夜は早いですが、ここでつぶやきを終了します。楽しい週末をお過ごしください。


5日(金曜日)
[2050年]夕方6時半から鹿児島県医師会館で介護保険研修会があり、出席しました。6時まで病院で仕事をして40分で移動しましたが、それが結構たいへんでした。
 講演は2つあったのですが、初めは厚生労働省老健局介護保険課課長藤木氏による講演でした。その講師は体は小さくて少しもかっこよくないが元気のある人でした。マイクもいらないような大きな声の挨拶には正直いって度肝を抜かれました。
  人口ピラミッドがスライドで出ましたが、2050年の予想人口ピラミッド(下図)の説明にはもうびっくりしました。まず、2050年において一番人口の多い年齢は77才だそうです。それから100才以上の人は男性5万人女性47万人になると予想されています。別の表現をすると、1950年(昭和25年)生まれの約1割の人が100才になっても生きておられるということです。現在53才の方々です。ほんとにそんなに長生きするのと疑問に思いますが、厚生労働省の予想ですから。

国立社会保障人口問題研究所の資料から抜粋

 


4日(木曜日)
[2回目の勉強会] きょうも抗生物質の注射製剤使用前の皮内テストが施行されなくなる経緯、これから問診やアナフィラキシーショック対策が重要視されるということを再確認しました。看護学生の出席もあり、和やかな中にもしっかりと勉強してもらいました。

[セキュアなMacOSX] 常時接続環境で使う最も安全なOSは、MacOSXであると発表されました。実感として私もそう思います。私の外来のマック(PowerMacG4)に対してWindows感染性のウイルスやスパムの入ったメールが毎日数通送られてきますが、ビクともしません(当たり前か)。
 イギリスのセキュリティー調査会社mi2gが一年間調査した結果です。一番攻撃を受けるのはLinux(66%)で、次がWindows(15%)でした。これが、政府機関に限ってみると、Windows(58%)、Linux(31%)の順になります。その被害額やセキュリティー対策費は莫大なコストで、考えてみれば無駄金です。それは政府においては税金でおこなわれ、企業では消費者に帰ってきます。
 私もたまにWindowsをマック上で立ち上げることがありますが、いつも脆弱性を解消するバッチをあてるように促され、目的の仕事がすぐにできないことには辟易とします。

[かわかん通信11月号]本日、かわかん通信11月号を発行することができました。これは今年最終号となります。今年はじめに初回号を出してから数えて6号目です。内容はアットホームで随所に在宅療養を手助けするものと考えています。ここからダウンロードできます。(私の顔写真を撮り直してみましたが、少し笑いすぎという声が聞こえてきます。)


3日(水曜日)
[おはら祭り]おはら祭りを見物してきました。今年は新生鹿児島市の市長としての赤崎市長が開会宣言をされ、にぎやかな踊り連をしばらく見ていました。子どもを抱きかかえて撮った写真ですが、少しは雰囲気が伝わるでしょうか。
 私もかつて、と言っても20年前にハッピを着て踊った経験があります。初めは恥ずかしいものですが、すぐに慣れて楽しいものでした。焼酎を時々飲みながら踊ったような?(ちがったかな〜。う〜ん、よくおぼえてません)そんな思い出があります。明輝会もいつか踊り連に参加したいものです。



[小林産キャビア] やっとキャビアの出荷が始まったのかという第一印象です。でもうれしいです。是非、キャビアの生産が軌道にのって、コバヤシのブランド品にしてほしいです。
  宮崎県小林市の出の山(いでのやま)は霧島山麓からの湧水でできた池があって鯉などの淡水魚やゲンジボタルで有名なところ。私もとなりまちの高原町に住んでいたときは車でよくホタルを見に行ったりしたものでした。 出の山にチョウザメがいるのは知っていましたが、ほんとうにキャビアの出荷ができるとは思ってもいませんでした。30グラム入り缶詰め(4000円)で120個をその日のうちに完売したそうです。味というか食感が外国産キャビアとどう違うのか知りたいところですが、もう少し大量に出回るようになれば、私の胃袋にも入ってくることでしょう。小林産世界三大珍味キャビアを是非買ってみたいものです。

2日(火曜日)
[皮内テスト廃止とアナフィラキシーショックの講習]10月29日の厚生労働省の通達内容を説明するために看護師さんを院長室に集めました。今回だけでは全員に行き届かないので、あさっての昼休みも同じ講習を開く予定です。みんなの真剣な顔を写真に撮っておけばよかったと後悔しました。みっちり30分間、皮内テストが廃止となった経緯について説明し、今後の対応の仕方、アナフィラキシーショックについて勉強しました。

[XserveG5]やっとXserveG5が院長室に到着。注文から約2か月かかったのではないでしょうか。ずいぶん待ちくたびれたという感じですが、現物をみると、ワクワクしてきました。しかし、あれ〜!XserveG5にはグラフィックカードがない! これではディスプレイに映せません。というわけで、 VGAポート搭載グラフィックPCIカードを注文することに。あと、1週間ばかり待たないといけません。
  大きなXserveG5の文字の入った黒い箱(写真左)を開けると、1UのXserveG5が底にありました。それを取り出してみて、本体の前面が白くなっていたので一体どういうことだろうと思いました(写真右)。どうやら保護されているようです。この白いマスクを取ると、あのXserveG5の顔が見られるようです。


1日(月曜日)
[ろうけん青空開設2周年] ろうけん青空のオープンが2002年11月1日でした。きょうが開設2年の記念すべき日で、お祝いがありました。ささやかに開設2周年を祝う会がリハビリ室を解放して開かれましたが、私もその祝賀会に出席し、お祝いの言葉を述べ、ごちそうをいただきました。
 会場設営はみんなで総出でおこなわれたと思いますが、料理も自前でとてもおいしいでした。栄養士さんが次々に食べ切れない程のおいしい料理をつくってテーブルに置いていきます。
 ろうけん青空は県内で初めてユニットケアを導入した介護老人保健施設としてスタートし、パワーリハビリを売り物にしています。通所リハビリにも力を入れ、最近は宅配弁当がおいしいということでとても評判がいいです。
 私も時々往診をすることがありますが、いつ行ってもきれいな建物がうらやましいし、何よりもゆったり過ぎている時間を満喫している利用者さんたちがうらやましいです。これからもいっそうの発展を祈念いたします。

 

 
 
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