9月のつぶやき

内村川上内科 院長 川上秀一


30日(土曜日)
[ナイキプラスシューズ] スポーツの秋。吉野公園でジョギングしようと天文館のナイキショップにナイキプラスシューズを買いに行きました。iPodセンサーを入れる専用のポケットがインソールに付いているナイキプラスシューズはまだ発売されておらず、店員さんに聞くと、いまのところいつ店頭に入ってくるかわかりませんという答えでした。運動不足のぶよぶよ体を気にしてちょっとフライイングしてしまったようです。

[つぶやき] 9月はきょうまで。相変わらず月日の経つのは早いものです。昨日のつぶやきを読んでみて、ちょっと激しい内容と自分でも思います。焼酎を3合ぐらい飲んで書いたものですから、すみません。普段はもう少し温厚なつもりですが、このケアマネージャーさんが話した内容をストレートに患者さんが教えてくれるものでちょっと感情的になっていたのは事実です。
 さて、明日は子どもの運動会。そして、10月は消化器病学会で札幌に行ったり、日曜当番医があったり、明輝会登山同好会の霧島登山があったり、歓送迎会も2〜3回あります。休日のほとんどない忙しい月になりそうです。


29日(金曜日)
[介護度1は当然] 介護保険改定によって介護サービスが低下し、これに困っていたある患者さんから訪問診療のたびに何とかならないかと相談を受けていました。もとと同程度のサービスを受けたいけれどどうすればいいのでしょうかとほんとうに困っているようです。ケアマネージャーさんに相談して不服申し立てをして介護認定の再申請をすればいいですよとアドバイスしていましたが、そのことを担当ケアマネージャーさんに話すと相手にしてもらえないでさらに困っていました。利用者の方から強くお願いすれば再申請できるはずですよ。実際主治医意見書を書く主治医が変わるわけで、その主治医が介護度が上がるようにしっかりと主治医意見書を書きますと言っているから再申請をしてみてくださいとケアマネージャーに頼むように言いました。
 ケアマネージャーはこう言ったそうです。「その主治医、意見書を書いたことがある人ですか。ぜんぜん介護保険制度のことを知らない人ですね。」そういいながら申請が1か月以上も伸びてしまっています。そこまで酷評されて、私は淡々といつものように主治医意見書を書きました。
  互いに顔が見えない主治医とケアマネージャー。相手に伝えるつもりはないのでしょうが、患者さんはちゃんと教えてくれます。
 
  きょう、患者さんからお礼の電話がありました。「介護度1にアップしました。これで前と同じサービスが受けられます。ありがとうございます。」と。この患者さん、あまりに何回も再申請を頼むので落ち込むほどに怒られたそうです。でも、介護度1をもらってうれしそうです。私は介護度1は当然と考えていました。困っている利用者サイドに立ってこそのケアマネージャーではないですかとこのケアマネージャーさんには言いたい。(このケアマネージャーさんは明輝会所属ではありません)


28日(木曜日)
[つぶやき] つい、だれやめのやりすぎでウトウトと眠ってしまいました。何とか何か書こうと思いますが、本日は筆が進みません。


27日(水曜日)
[つぶやき] 水曜日なので午後はナイキのシューズを買いに行こうと思っていましたが、25日から27日まで鹿児島で日本心臓病学会学術集会があり、第一内科の先生が来られませんでした。欠勤届けが出ていたことをすっかりと忘れており、あっさり午後の訪問診療をしました。おかげで訪問診療以外にも仕事がはかどり良かったと思います。
 さて、今日現在の新クリニックの周囲の写真を撮ってみました。

 


26日(火曜日)
[つぶやき] 朝夕ずいぶんと涼しくなり、最高気温も30℃を超えなくなってきました。毎週火曜日の夕方には新クリニック建築打ち合わせの会合をしていますが、新しい内村川上内科の外観はスカイブルーとホワイトのツートーンにすることが正式に決まりました。
 さて、本日は安倍新内閣の閣僚が発表されました。安倍首相は52才と歴代首相の中で一番若く、しかも初の戦後生まれの総理大臣です。美しい国づくりを大きなスローガンに掲げていますが、是非美しい国にしてほしいと思います。殺伐としたニュースの多い昨今ですが、美しい日本人の心を取り戻してほしいと思います。
 閣僚名簿の発表を往診車の中で聞いていましたが、厚生労働大臣がとても気になっていました。柳沢伯夫氏が厚労大臣になったと聞いたときは、これは経済優先の医療政策になるなあと思いました。なぜなら柳沢伯夫氏は経済の人ととして知っていたからです。柳沢伯夫氏は筋金入りの財政再建論者ですから、そればかりが重視されて医療従事者と患者不在の医療政策が行われるのではないかと不安を抱きます。
 経済財政大臣の大田弘子氏はテレビでよく見ていたので顔も人柄も何となく知っていましたが、鶴丸高校の先輩とは知りませんでした。このことを知って来年の鶴丸高校同窓会の特別記念講演をお願いできないだろうかとふと考えました。私たち28回生は幹事学年なので講演をだれに依頼するか探しているのです。しかし、とても忙しいからダメでしょうが…。社交ダンスと芋焼酎が好きな薩摩おごじょのご活躍を祈念いたします。


25日(月曜日)
[つぶやきいっぱい] 土曜日からの疲労が蓄積してすごく眠たいです。おとといは運動会と町内会の飲み方で疲れ、きのうは日直で訪問診療をやっと済ませたと安堵していると、病棟の入院患者さんが急変して心臓マッサージなど蘇生をして身体的にも精神的にもすっかり疲れてしまいました。
 ここで終わらないところがすごい! 今度はその日の深夜12時には初めての患者さんから往診依頼がありました。内村川上内科は在宅支援診療所ですから断る訳にいきません。しかも、その患者さんのかかりつけ医が内村先生をよく知っているから診てもらいなさいと言われたと家族が言うので、有無を言わないで自宅を出ました。夜中に家を探すのはシンドイです。やっと寝むれたのが夜の2時、それから3時間後の5時には病棟の電話が鳴って飛び起きてしまいました。重症の患者さんのことかと思ったからです。
  睡眠時間が3時間未満。眠たいなあ。きついなあと思いながら午前中の外来診療をしていました。と、いつも診ている在宅患者さんがレントゲン写真を撮影後徐々に呼吸が弱くなって停止しました。CO2ナルコーシスです。すぐに補助人工呼吸器につないで夕方には会話ができるほどに改善しました。それ以外にも意識のない重症の患者さんが二人、転倒して骨折をしたグループホームの入居者さん一人、肺炎をおこしたグループホームの入居者さん一人、急に転院先を決めてきたと勝手なことを言い始めた入院患者さんの家族などヨリドリミドリ。もう疲れた〜。眠たい〜。ヽ(`Д´)ノ と叫びたいけど!今夜も私が当直です。(T_T)


22日(金曜日)
[つぶやき] 昨日の視察の後でクリニックがきれい! (^ロ^)~~♪ 自分の本やパンフレットがいかにたくさんあちこちに置いていたかと反省です。きれいな仕事場は能率良く仕事ができるのでこの状態をキープしないといけないと思っています。
 
  来月から神経内科の先生が毎週木曜日に来てくれることが決まりほんとうによかったと思っています。当院には神経難病や認知症の患者さんが多いからほんとうに助かります。いま、来月の訪問診療の予定を立てていますが、ずいぶんと私に余裕が生まれそうなので病棟にもっと力を入れることができます。木曜日の午後1時間は病棟患者さん全員の回診の時間にしようかと考えています。これまでは毎日数人ずつしか診察できなかったので行き届かない点がありました。

 あす23日は子どもの運動会です。天気が良さそうだし、楽しめそうです。参加競技がいっぱいあるのでケガしないようにストレッチをして臨もうと思います。 \(^O^)/ そして、夜は町内会の十五夜月見会です。町内の人たちとの交流会や綱引きがあります。スポーツ三昧の一日!楽しまないと!>^o^<

 23日の午後にはかごしまマックユーザーグループ(かごMUG)の勉強会もあります。さすがにこれには参加できませんが、来月から内村川上内科のシステムエンジニアとして働いてくれるMさんが自発的にかごMUG勉強会に行きたいと連絡があり、喜んでTOKUさんにメールしました。ヽ(^。^)ノ Mさんはウィンドウズ系のシステムエンジニアですが、マックについて学びたいとものすごい意気込みです。3つのアップル技術者認定資格でも取得してほしいと思います。これまで何人かの人に勧めてみましたが、だれも振り向いてくれませんでしたから。


21日(木曜日)
[日本医師会と日医総研の視察] キーノートで作っているスライドの内容の細かなチェックを小牧事務局長と今朝済ませて配布用資料の印刷をしようとしたらインクジェットプリンター用の紙がありません。これは、困った。(>_<) 数枚だけはあったので、「これと同じものをすぐに買ってきて印刷しておいて。」と指示して外来診療を始めました。
 しかし、私だけでなくみんなそれぞれ仕事があって忙しいのです。紙が手に入ったのは12時半過ぎ。それから急いで印刷開始。\(^O^)/ ところがところが結構印刷に時間がかかります。一人分刷り上げるのに30分近くかかるのです。やっとこさ、3人分印刷できました。そのときはすでに視察が始まっていました。σ(^_^;)
 私たちは内村川上内科の玄関で日本医師会常任理事鈴木先生と日医総研主任研究員江口先生のお二人を迎えました。名刺交換をして早速、内村川上内科の施設内を見ていただきました。受付、診察室、訪問看護室、それから病棟に上がって病室の中まで一部屋一部屋見てもらいました。患者さんや患者さんの家族と会話する場面もありました。一番奥でこちらを向いているのが私、横に鈴木先生、写真手前が江口先生です。

 病棟の廊下を歩いているスナップ写真まで撮ってあります(下)。病棟には100歳になられたおばあちゃんがおられて先ほど国からお祝いを持って来られたあとだったので、その家族の方は今度は日本医師会からお祝いに来てくれたと思っているようでした。そんな面白い話もありましたが、有床診療所にけっこう重症な患者さんが入院されている生の現実をきちんと見ていただきました。

 続いて、グループホームよしの村の見学をしていただいた後に介護老人保健施設ろうけん青空の施設長室で私が「ミニ複合体医療法人明輝会の中核である有床診療所内村川上内科の現況ーとくに在宅医療の取り組みについてー」というタイトルで話をしました(その内容については昨日のつぶやきで公開済みです)。15インチのパソコン画面はちょっと小さいと思いましたが、内容はなんとか伝わったと思います。明輝会の事業展開はきわめてうまくいっているので悲鳴のような要望をする場面はなかったのですが、在宅医療を推進している厚生労働省が急に政策転換することのないように日本医師会からも要望してほしいとお願いしました。

 話し合いが終わって、ろうけん青空の中を見ていただきました。パワーリハビリ室、デイサービスルーム、ユニットケアなどです。全体を通じてたいへん和やかなムードでしたが、適度に緊張していい視察をしていただきました。鈴木先生、江口先生、鹿児島まで日帰り視察という忙しいスケジュールでどうもありがとうございました。最後の写真は、ろうけん青空内の視察です。


20日(水曜日)
[つぶやき] あすは日本医師会から常任理事、日医総研からは主任研究員が来られます。在宅医療を実践する有床診療所の視察をするということで当院に白羽の矢が当たりました。本日、午後の時間を使って資料作りをしました。最後の追い込みです。発表タイトルは「ミニ複合体医療法人明輝会の中核である有床診療所内村川上内科の現況ーとくに在宅医療の取り組みについてー」にしました。
 ここをご覧になった方には 一日早く公開します。興味のある方はどうぞご覧ください。→1.自動再生ムービーはここからダウンロード(ただし、62.6MBとかなり大きいファイルです。ブロードバンドでないと無理です。2.対話型スライドショーはここからダウンロードしてください。これも62.6MBと大きいです。ナローバンドあるいは雰囲気だけでいい方はここからダウンロードしてください。こちらの大きさは412KBです。QuickTimePlayerのない方はここからまずQuickTimePlayerをダウンロードしてください。


19日(火曜日)
[つぶやき] 連休明けの日は外来患者さんが多くて午前の診療がおそくまでかかるものです。本日は1時に昼食となりました。短い昼休み時間を利用してあしたの準備をしようと思いましたが、実際は医療情報提供書を書くことで終わってしまいました。午後の訪問診療はなんとか規定の4時に済みましたが、5時から新クリニックの建築打ち合わせ会議があるのであわただしいものでした。
 夜は県医師会の研修に行くつもりでしたが、体調がすぐれず休むことにしました。今夜も当直なのですが、昨夜も当直で深夜3時にペースメーカーを取り出す仕事をしたからでしょう。自宅でゆっくりしようと思いましたが、ちょっと甘かった。いきなり娘から明日までに「命について」作文を書いてと頼まれました。「親から子へ。命についての文章を書いてください。」と小学校の先生のメモを見せられ、「いいよ。」と軽く返事をしましたが、内容よりもこの漢字を使っていいのかどうかとか、こんな表現はわかるだろうかとか、小学2年生レベルの文章を書くのが一番むずかしいでした。一応起承転結を意識してこんな文を書いてみました。実際の文章は縦書きです。

 命について わが子へのメッセージ
 
  ちかごろのテレビを見たり、しんぶんを読んだりすると、命についてのニュースが多いのに気づきませんか。そのニュースを知ってどんな気もちになりますか。
 お父さんは、命がずいぶん軽くなったなあとおもいます。命はちきゅうよりも重いといわれていたのに命がたいせつにあつかわれていないようにおもいます。
 お父さんはいしゃなので毎日びょうきやけがの人をたすけるしごとをしています。なかなかたすかりそうにない命でもいろいろなくすりをつかったりしてなんとかたすけようとします。しかし、それでも命をたすけることができなかったら、その人のかぞくや多くの友だちがとてもかなしみます。このことからわかることは、一つの命は多くの人たちとつながっているということです。だから、自分じしんの命を大切にしなかったり、人の命を大切にあつかわないことは、ずいぶん多くの人をかなしませるみがってなことなのです。
 うしなわれた命はもう二どとかえってきません。一つの命は多くの命とつながっていることをみんな一人一人がかんがえて、命をもっとたいせつにし、多くの人をかなしませないようにしてほしいとおもいます。
                                                    父より


17・18日(日・月曜日)
[敬老の日の連休] 台風13号が通過しましたが、個人的にはほとんど被害がなく安堵しています。かなり強い台風ということでわが家のガゼボが倒壊するなどの大きな被害が出るかもしれないと心配していました。たぶん倒壊するかもしれないと思って記念写真を撮ったのが、この写真です。ガゼボ内のテーブルとイスは逆さにしています。芝が黄色く枯れたように見えるのは、私が除草剤を撒いて芝まで枯らしたからです。


  一方、17日から18日にかけて在宅ケアを支える診療所・市民全国ネットワーク<長崎の集いin 2006>が長崎ハウステンボスで開催されましたが、ちょうど長崎県佐世保市に台風13号が上陸したので学会運営がうまくいったのかどうか気になります。この学会には内村川上内科からも演題を出していて、理事長以下数人が16日に鹿児島を出発していました。台風の影響を受け、なかなか長崎ハウステンボスに着くことができずに博多からタクシーで長崎に入ったと情報が入っています。発表は無事に終わったのだろうと思いますが、これも大いに気になります。
 
  さて、17日は子どもの運動会の予定でしたが、台風接近で延期になったために21日の日本医師会からの視察に備えて資料を作ることにしました。 もちろん、パワーポイントではなくてキーノートでプレゼンするつもりです。いまのところ全体の7割くらいできましたが、残りについては資料がないので自宅では作成できません。病院で火曜水曜に済ませなければいけません。

 18日は私の両親をクルマに乗せて今井監督の「The Winds of God」 のロケが行われた鹿児島県大口市の布計(ふけい)小学校に行って見ました。布計小学校は廃校になっており校庭に1機の零戦が置かれていると聞いていたので是非自分の目で見てみることにしました。

布計地区は大口市山野地区の近くにあったので大口市ならばかつて父が住んでいたところなのでとても行きたいだろうと思い、敬老の日のプレゼントのつもりで孫と5人でドライブすることになりました。予想は的中しましたが、父が山野中学校の教師であったことまでは知らなかった。しかも布計地区まで家庭訪問で歩いて行ったことがあると聞かされたときはびっくりしました。
  山野中学校から布計小学校まで8kmあまりあります。しかも、谷間の渓谷をずっとくねくねと行く狭い道でありました。くるまでも一人で行くのはちょっとイヤなところです。雨が降ったりすると、いっそうとても淋しい山道でした。そして行き着いた布計地区には廃校になっている布計分校がありました。布計分校は典型的な昔の学校の作りです。
 この地区は熊本県が近く、辺境の地には違いないのですが、かつて鉄道が通っていたらしく布計駅跡がありました。民家も意外とたくさんあって、生活が営まれている証拠の青い煙が台所から立ち昇っているのを見てホッとしました。


15日(金曜日)
[つぶやき] 毎週金曜日の朝礼では何か話題をみつけて、何でもいいから職員に向けて話をするのですが、今朝は何も準備をせずに出勤しました。クリニックに着いて外来に立ち寄って院長室に行こうとしたのですが、たまたま臨床放射線技師のU君に出くわし、急に話題がひらめきました。U君は先々週から鹿児島市医師会病院の放射線部に研修に行っているので、そのことについて話そうと思いました。
 当院は新クリニックの建築移転に伴い、マルチスライスCTの一番下のデュアルスライスCTを導入することになっています。デュアルスライスCTはどんなものか。臨床放射線技師はその導入に対してどんな勉強をしないといけないか。そんなことを話したあと、実際研修中のU君の感想を聞きましたが、鹿屋高校の同級生が医師として放射線科にいることをことさらに強調していました。

[Google Earth日本語版] 9月12日に発表されたGoogle Earthの最新版は日本語に対応しました。、当然、日本語が表示され、日本語が入力ができます。日本全国の建物の3D表示され、ほんとうに楽しいです。まだ、私は日本語版はダウンロードしたばかりで使用していませんが、その前の英語バージョンで遊んでいます。


14日(木曜日)
[つぶやき]  暇を見つけて主治医意見書、医療情報提供書、ケアマネジャーへの意見書、入院療養計画書、生活保護者の医療意見書など書きますが、思ったほど暇がありません。外来診療でびっしりです。来週は日本医師会と日医総研から当院の在宅医療への取り組みを視察に来られます。そのときのための資料も暇をみつけて作成しています。1分がもったいないという感じです。

[つぶやき2] ウィンドウズユーザーから9月のつぶやきが見にくいとクレームのメールが来ています。字の拡大ができなくなったらしいです。マックでは全然そういうことはないので問題ないと思っていたのですが、何とか解決したいです。しかし、原因がどこにあるのかわかりません。解決策として元のバージョンに戻せばいいのですが…。


13日(水曜日)
[つぶやき] 午後に床屋に出かけましたが、久しぶりのフリーに時間を過ごすことができました。床屋さんといろんな世間話をしたり、居眠りしたり、リラックスできました。私の頭髪が80%白髪になっていますよと教えられたときにはついになってしまったかと思いましたが、実際の白さを見ると、これはすごいしばらく染めて隠さねばと思いました。
 
[新製品目白押し] 今週はアップルのお祭りの週ですが、次々に新製品が発表されています。その中でも9800円のiPod shuffleは長さ4cm、重さ15gの小ささです。これで240曲入るのですから、すごいの一言です。


  私個人としては、ナイキのシューズとiPod nanoが連動して、走りをリアルタイムに記録し、音楽を聴きながら走りのデータが音声で知ることができるスポーツキットを購入するつもりです。記録したデータはiTunesと連動させると、インターネットを通じて世界中のランナーと仮想競争ができます。世界一スローなランナーになれるか楽しみです。

 ほんとうのすごさはこれではありません。iTunes Music StoreがiTunes Store になったように音楽も映画もインターネットでダウンロードして観る時代になりました。iPodの2.5インチの小さな画面でみるなんて、という声に対しては来年にもその映画を大型テレビに飛ばして観ることができるようになります。欧州車の80%にiPodを接続できる端子があることをみなさんはご存知でしょうか。
 今私たちはすごい時代に突入しようとしているわけですが、日本人はあまりそんなことは考えていません。いい意味でも悪い意味においても日本はアメリカよりも10年遅れているからです。今まさにアメリカはデジタル革命の真っ最中です。日本の閉鎖的な壁によってそのほんの一部しか日本に入って来ないのですが、いずれ日本も大きく日常生活が変わっていきます。個人が世界に向けて容易に情報を発信できる時代になったことでもあります。


12日(火曜日)
[工程会議] 毎週火曜日の夕方、工事の工程会議が工事事務所で開かれ、工事の進捗状況の報告や次週の工事内容の検討をすることになりました。早速、現在の工事の進捗状況の報告や今後の工程会議の進め方について説明がありました。11月の初めに上棟式ができそうです。来年1月末には完成です。県道側は、デザインを重視しガラスを多く取り入れることにしました。もちろん、温熱対策と防音はしっかりするつもりです。外壁の色は青と白のツートーンカラーですが、どんな青にするか、白にするかは1週間かけて決めることにしました。

[つぶやき] 今朝3時半に起こされてから5時半まで眠れませんでした。その後、つらっとソファーで眠りましたが、睡眠不足と日曜からずっとの連続勤務で疲れがとれません。今夜まで当直だというのが、ずずっと重しのように肩に乗りかかってきます。
 まっ、しかし、それ以外の分野の仕事は順調なので、そう深刻に受け止めずに楽しくやっていくしかないと開き直っています。


11日(月曜日)
[秋の登山] スポーツの秋がもうすぐそこに来ています。今回はマンガ風に案内します。詳しくは院長か放射線技師長にたずねてください。
 ※8日のつぶやきは大事な内容ですので少しずつ書いていきます。ときどきのぞいてみてください。


8日(金曜日)
[最期はグループホームで?] グループホームの加齢化・高齢化は今後ますます問題になってくると肌に感じています。グループホームは死ぬまでいることができる介護施設だということで入ってくる人が多いようですが、実際はなかなか最期までいる人は少ないと思います。当法人のグループホームよしの村の人でも最期まで居た人はまだいないと思います。加齢に伴い日常生活動作(ADL)が衰えるとグループホームのスタッフが介助しますが、それも限度があって嚥下ができなくなったり、認知症が原因で食事を食べなくなったりすると、グループホームを退所せざるを得なくなります。もちろん何らかの病気になって医療が必要になった場合もグループホームから病院に移ることになります。
 よしの村の実態としては、経口摂取ができなくなると同時に感染症を併発したり心不全を悪化させたりして内村川上内科に入院するケースが多いです。つまり医療が必要になったので介護施設から医療施設に移るというわけです。この場合、元気になって再びグループホームに帰る人と残念ながら亡くなられる人がおられます。また、脳卒中を起こしたり、骨折して他病院に長期入院されるケースもあります。この場合、入院期間が1か月以上になるので、グループホームを自動的に退所することになります。その患者さんが元気になって退院される場合、すでにグループホームに席がないので、法人が責任を持って内村川上内科に転院してもらいます。当院の病棟で様子を見て、グループホームが適するならば当法人の3つのグループホームのどこか空かないか探しますし、リハビリが必要ならば、ろうけん青空の入所手続きをとります。 もちろん医療ニーズが継続されればそのまま入院を続けます。
 何を言いたいかというと、グループホームにおいておこなわれる医療は当然訪問診療であるわけですが、在宅療養支援診療所だけでどれだけのことができるのだろうかということです。在宅療養支援診療所は何かあれば24時間いつでも対応しますが、24時間患者さんのそばにいるわけではないのです。胃瘻の患者さんがグループホームに入所していいかという明らかな命題を出したほうがわかりやすいかもしれません。 全身状態のすこぶる良い患者さんがグループホームに居て、それが胃瘻があった場合、胃瘻に注入食を入れる行為だけは医療行為です。ただルートとルートをつなぐだけのことです。あとで胃の中の空気を抜くためにルートを開放したりします。実に簡単なことです。to be continued


7日(木曜日)
[つぶやき] なんか、とても疲れました。パーッとうまいもの食べながらビールでも飲みたいと急に思ったことありませんか。きょうは私にとってそんな日でした。妻は半分夕食を作っていたようですが、タクシーに乗って家族みんなで出かけました。

 写真は本日午前中の工事現場です。まだ土台ができていません。来週から工程会議が開かれます。


6日(水曜日)
[紀子さまご出産] 秋篠宮家に元気な男子がご誕生になられたというニュースを外来診療を始める直前に看護師さんから教えてもらいました。予想以上に早い知らせにびっくりしましたが、もちろん、国民の一人として心よりうれしい気持ちになったと同時にほんとうに男子誕生でよかったと思いました。

[律速段階] だいぶ書類の滞りがなくなってきました。何だか気持ちがすっきりとよいです。書類の下書きが正確に早く上がってくるので、最後に私が最終仕上げをするという本来の流れになってきそうです。しかし、最近は書類の下書きの方が溜まってきています。これって、つまり私が律速段階になっているということですか〜。

[無神経な人たち] 久しぶりに妻とランチを食べに近くの喫茶店に行きました。夏休みの終わった昼時は、30,40才代の女性客でいっぱいです。客の99%はきっと女性でしょう。もうびっくりです。
  最初に入った店では30分待ちを告げられました。食べ終わったテーブルがあるけれどももう少しかかりそうですからと店員さんは優しくのんきな説明をしてくださいました。店員さんは長居しているお客さんに対して、次のお客さんが待っているから早くレジを済ませてくださいとは言えないのでしょうか。それよりも何よりもあとの客のことも気にしないで談笑できる人たちの無神経さは、すごいと思いました。


5日(火曜日)
[フィルムレスに向けて] 当院は来月からレントゲン写真をデジタル化する予定です.電子カルテが本格稼働するまでは,レントゲンフィルムも焼き,デジタル保存もし,と2重保存します.
 また, デュアルスライスCTも来年2月から導入予定です.このために当院の臨床放射線技師(レントゲン技師)に毎週水曜日鹿児島市医師会病院に研修に行ってもらうことにしました.造影CT撮影条件,造影剤注入量と速度など,患者さんへの接し方など学んできて欲しいと思います.その間は,他病院の臨床放射線技師の応援をいただいています.
 フィルムレスに向けて,レントゲンフィルムばかりでなく,エコー写真,内視鏡フィルム,心電図もデジタル保存します.ですからまず保管スペースが省けます.パソコンを簡単に操作することによって過去のフィルムを探すことができます.フィルムをプリントすれば,患者さんにそのまま渡すことができます.などなど,便利でいいことばかりですが,本当にそんなに簡単にいくのだろうかという不安はあります.


4日(月曜日)
[つぶやき] きょうの外来は多かった。診ても診ても次々にカルテが机に運ばれてきました。
  そんな中、エコーで貴重な映像を見ることができました。鼠径ヘルニア本体が腹腔(ふくくう)外から内へ戻っていく様子をエコーのブラウン管で見れました。エコーを実施する前に何度もヘルニアが還納するように手技を施しましたが、まったく効果なかったので外科へ紹介して手術を検討せざるを得ないと説明をしたばかりでした。エコーのプローブをあててヘルニアをぐりぐりしたのがよかったのですね〜。「ほらほらこれがヘルニアですよ。ここらへんが腹腔につながっているから…。」とちょうど私の口から出た説明どおりにエコーが変化したので、びっくりするやら笑ってしまいそうでした。何はともあれ、ヘルニアが元の鞘にもどってめでたしめでたしでした。

 午後は、訪問診療、病棟回診など有意義に過ごせましたが、21日のことを思い出しました。21日は日本医師会からの診療所訪問を受けるのでした。さあ〜、ボチボチ用意をしないと!


2日(土曜日)
[グループホーム帯迫でフリーマーケット(フリマ)] 午前10時からはじまったフリーマーケットは100人以上の人が来られて盛況のうちに終わりました。わたしも仕事が済んでから子どもを連れて遊びがてらに行ってきました。あと1時間で終わるところでしたが、初めての企画にしては成功ではないかという声が聞かれました。ついつい私も気がつけば5000円程度のお金を使っていました。

 


1日(金曜日)
[つぶやき] クリニックの人事も変わったし、つぶやきのスタイルもちょっと変えてみました。だけどきっと内容は変わらないかもしれません。よく毎日書くことがあるねと言われますが、正直言って何でも書こうとしているから書けるのです。いいこと書こうとか、面白い記事を書こうとしたら毎日は書けません。マイペースに直感的な記事内容を良しとしてこれからも書いていこうと思います。

 さて、今日の胃瘻は途中で断念しました。どうしても限られた時間内で皮膚から胃にアプローチできませんでした。長さ数センチもある針を目一杯刺しても胃に到達しませんでした。いろいろ工夫しましたが、ダメでした。
 所詮、99才の太ったおばあちゃんに胃瘻をすることは無理だったのかも。胃瘻はできなかったけれど、経鼻チューブで良しとしようと思い直しました。

 明日、グループホーム帯迫でフリーマーケット(フリマ)があります。私も昼から子ども2人を連れてのぞきに行こうと思っています。初めて企画なのでどうなるのかとちょっと心配ですが、スタッフの熱意できっと成功するでしょう。

 最近の掲示板(BBS)は面白い。「目線」というワードが気になりました。目線を変えるとモノの見え方が変わります。これは面白い発見です。物理的な目の高さという単純な違いで人の気持ちは大きく変わります。そのことをあらかじめ知っていて人に接することのできる人はよいのですが、そうでない人は困ります。
 たとえば、小さな子どもや老人と接するときは目線の高さを合わせると相手の気持ちがわかりやすくなります。高い目線で上から見ていてはいつまで経っても気持ちが伝わりません。
 元長野県知事の田中さんが車座集会を好んで開いていましたが、まさしくこれぞ目線の一致と思います。私も外来、在宅、病棟において目線を意識しています。