つぶやき9月 
 

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30日(日曜日)
[おしらせ] 天気のよい日曜日。朝11時から始まる『北部保健センター』と『高齢者福祉センター吉野』の落成式に行ってきました。というよりも息子が落成式のくす玉割りをすることになっていたのでビデオ撮影に行ったわけであります。地元の建物なので落成式には何人かよく知っている人が来賓席に座っていました。
 それにしてもりっぱな建物でありました。1階が北部保健センターで、すべての世代の保健サービスを提供するそうです。2階が高齢者福祉センターで65歳以上の方であれば利用できるところです。きれいなプールがあって若い人にも解放してくださいと言いたくなりました。


28日(金曜日)
[おしらせ] なかなかポッドキャストの視聴に問題があるようです。今のところMacではポッドキャストが見れます。アップルの標準ブラウザSafariの最新バージョン3.0ではまったく問題ありません。Safariバージョン2.0やMac版FireFoxではURLを貼り付ければ見れます。
  Windowsはいまのところ見ることができません。もしかしたらWindows版Safari()かWindows版FireFox()にQuickTimeをインストールすればみれるかもしれません。一番普及しているWindowsXPとInternetExplore(IE)バージョン6の組み合わせですが、IEの構造が古いために英語と日本語の混在したURLに対応していないことが原因とわかりました。
 というわけで、古いけれども一番ユーザーの多いネット環境に合わせるために明日URLの変更をおこないます。ポッドキャストは院長室から配信していますから。


27日(木曜日)
[つぶやき] ポッドキャスト配信開始です。ホームページトップの右側のポッドキャストをクリックするか。ここ”http://web.mac.com/shu_kawakami/サイト/Podcast/エントリー/2007/9/27_高専賃.html”をクリックするか、ブラウザのURLに貼り付けてください。うまく表示できない原因として日本語まじりのURLであることにご注意ください。
 Windowsユーザーでうまくいかないことも想定されます。新しい企画なのでうまくいかないかもしれません。紆余曲折あるかもしれませんがとにかくポッドキャストが船出しました。


26日(水曜日)
[つぶやき] まず、昨日のつぶやきで登山に行こうとアドバルーンを上げたら、天候による決行中止の判断について質問されましたので、書きわすれたことを書いておきます。10月7日の天気が悪くて小学校の運動会がなかった場合、翌日の8日が晴れのときは、晴天にもかかわらず登山はありません。この点にだけ注意していただけたらと思います。私は運動会を優先するからです。

 午後から高齢者専用賃貸住宅のお祓いをしました。中は広くて1つ1つの部屋がうまく配置されています。お祓いは厳かに進行し、はやくスタートできたらと気持ちを新たにしました。新しい事業なのでいろんな面で手探りのところがありますが…。
  その後、院長室で第1回ポッドキャストの収録をおこないましたが、技術担当者の不手際でうまく録音できず、配信は明日以降におあずけになりました。
  技術的なことは慣れるにしたがってクリアされていくのでまったく心配しておりませんが、コンテンツの質と量を維持していくことはちょっと大変そうです。しかし、自分たちの仕事に対するモチベーションを保っていくためにもこういったことにはパワーを注いで行こうと思っています。

 


25日(火曜日)
[つぶやき] 来月10月8日体育の日に韓国岳(標高1700m)に登山に行こうと計画しています。8時、内村川上内科を出発。夕方までには帰宅したいです。前日は子どもの運動会で連日のイベントですが、職員との楽しい交流なので気持ちよく実行したいと思います。
 韓国岳は小学生から登る人気の山ですが、個人的にはみんなと同じペースで登れないので結構きつかった思い出が多かったように思います。今度は前回5月20日以来の登山ですが、あいかわらず体力はついておらず、むしろメタボが進んだ感じです。しかし、先日心エコーを受けて心機能にはまったく異常ないとのお墨付きをもらったので、自信を持ってチャレンジしてきます。
 この『つぶやき』は職員以外の方も見てくださっていると思いますが、同行したい方は当日8時までに内村川上内科に来てください。


23日(日曜日)
[つぶやき] 日曜当番医に来られたトップバッターはご近所の方でありました。じつは昨夜、町内会の十五夜お月見がありました。町内会の子どもたちによる十五夜綱引きで始まり、大人と子どものふれあいゲーム大会、そして最後は親睦会で終わりましたが、若いお父さんたちは風邪気味の人が多くて8時すぎには帰宅しました。
 途切れなく患者さんは来院されましたが、夕方6時ぎりぎりになって駆け込む人もおられ、終わったのは6時20分、トータル20人くらいでした。小児科の標榜を取り下げたのに小児の患者さんが多いのにはちょっと意外でした。どうやら小児科の日曜当番医が少し遠いというのが理由のようです。
  昼休みをはさんでちょっとだけ外来待合室がガラーンとしましたが、その間はセッセと意見書を書きました。一連の仕事はもちろん医療事務補助員にタイピングしてもらいました。私自身は頭で考え、その内容を口で伝えるというごきげんのワークスタイルです。

 昼休み、ポッドキャストのテスト配信版を作成しました。一応成功しましたので来週中には明輝会ホームページのトップ画面にあるポッドキャスト(Podcast)からご覧ではなくて、聞いていただけると思います。
 できあがったテスト配信版を自宅のパソコンで妻に聞かせたら、変な院長と思われないようにしてねとちょっとクギを刺されましたが、ゲラゲラ笑っていました。
 PodcastはMacがあれば簡単にできます。内容をGarageBandで編集してそれをiWebに移してもう一度インターネットで見れるように編集してネットにアップします。GarageBandもiWebもiLifeというMacのソフトに含まれています。

            


22日(土曜日)
[つぶやき] あすは日曜当番医です。


20日(木曜日)
[つぶやき] 彼岸が近いのに気温は33℃を越え、まだまだ蒸し暑い日々が続いています。午後2時間の訪問診療は厳しい残暑で体力的に参ってしまっています。
 さて、これまでも何度もこの場を借りて私の医療に取り組む姿勢や考えを書いてきたと思うのですが、なかなか法人全体にそれが浸透していないことが残念です。内村川上内科には非常勤の先生が多く、しかもその先生たちの中に在宅医療をよく理解していない先生がいて、『船頭多くして船山に上る』という状態になるのはたいへんすまないと思っているからこそ、このような『つぶやき』というコーナーを作って、私の医療に取り組む姿勢や考えを披露しているということをわかってほしいと思います。


19日(水曜日)
[つぶやき] 子どもが風邪で休んでいるので、副院長は仕事ができず、その分を私がやらねばならなくなり、子どものためならエンヤーコーラーとがんばっています。このように子育て中の女性医師は自分の子どもが病気になったときに仕事を急に休むと病院に多大な影響を与えます。
  したがって一般に子育て中の女性医師は第一線を離れるケースが非常に多く、また、子育てがある程度終わってもなかなか最先端医療現場や大きな医療機関に復帰することは少ないようです。
 今や医学部の卒業生の30%以上が女性医師という時代です。先ほど書いたような現実は女性医師という社会共有の財産を無駄にしていることになります。女性医師が子育てをしながらでも働ける仕事環境、システムを作ることが大切です。また、一度第一線を離れた女性医師が再び就職できるようにと設置された女性医師バンクも大いに利用されるべきです。
 医師不足が叫ばれている昨今、働きたがっている女性医師が子育てしながらでも勤務できる仕事環境を国家レベルで保証してくれれば、少しは医師不足問題に役立つのではないか と、今回の副院長の休みをきっかけにふと考えました。


18日(火曜日)
[つぶやき] 金曜日から4日間、『つぶやき』が更新されなかった原因は、毎晩酔って気分良く寝てしまったことともう一つ新しく買ったハイビジョンビデオカメラのデータをパソコンに取り込むことに苦労したからです。従来の記憶媒体はテープでまったく簡単でしたが、最近はDVDやHDDが記録媒体になっており、ちょっとばかり取り込みに苦労しました。というか、初めてなのでよくわからなかったのです。
 さて、家族中心に過ごした連休でした。きのうは久しぶりに県立吉野公園に出かけ、1人コース案内にしたがってひたすら1時間近く、4kmばかり歩きました。iPodを聞きながら歩きましたが、途中途中で消費カロリーを音声で教えてくれます。これが励みになって300カロリーをいとも簡単に消費しました。途中、彼岸花のミニ群生地がありました。写真に収めたい光景でしたが、あいにくカメラを持っておらず、次のチャンスに撮ることにしました。

 連休明けの外来は予想どおりに混雑しました。しかし、電子カルテと医療事務補助員のおかげで12時までに診察を終えることができましたが、指示待ちの病棟患者さんの診察があったりして、結局昼休みになったのは1時でした。
 提出期限の迫っている主治医意見書は20人分ぐらい溜まっていて、こちらは明日の午後にまとめて書いてやろうと意気込んでいます。
 そして、 23日は当院の日曜当番医です。吉野近辺の山に100人ぐらい登山に行くが、ハチやムカデに刺された場合、診てもらえるかという電話の問い合わせがありました。大きな病院に行くように断ろうとも考えましたが、23日の当番医にそういうところがないので、できる限りの対応はしますが多数の場合は重症者から対応することになりますと返答しました。


14日(木曜日)
[つぶやき] 毎晩、9時を回るととても眠くなります。一日の仕事の疲れのせいでしょうか。ちょっと飲んでしまった冷たいビールのせいか。その理由は定かではありませんが、1時間ぐらいで私の脳はふたたび復活します。そこで一気に『つぶやき』を書いたり、プライベートなことをします。
 いま、取り組んでいるプライベートなことは新しくなったiLIFEとiWORKです。短い時間ですが、新しいソフトと遊んでいます。これを使って近々ポッドキャストを始めようと計画しています。


12日(水曜日)
[つぶやき] 午前の外来診療を終えて院長室で食事をしているときに『安倍総理辞意を表明』というニュースが流れてきました。その後のメディアはずっとそのことを報道しています。国会が始まって所信表明演説をした2日後に辞任表明というあまりの唐突なできごとはまったく理解できません。今夜はつぶやきを書く気持ちも起こりません。


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11日(火曜日)
[つぶやき] 特筆することのない日でありました。火曜日の午後は非常勤の先生がおらず、ひとりで訪問診療と外来診療そして病棟の仕事をしていますから気が休まる時間がありません。しかし、今月になって『医療事務補助者』の方の力を借りることにより仕事能率がグンと上がっています。たぶん1人でやれる仕事の約1.5倍はできていると思います。この路線はもっと試行錯誤しながら、さらに効率よく楽しく仕事ができたらと思います。
 現在、電子カルテは外来診療にのみ使用し、入院患者さんのカルテは従来どおりの紙カルテです。電子カルテWINE Styleはまだ入院対応ではないですが、使えないことはないと考えています。もし電子カルテを入院患者さんにも使うとなると、入院・外来の区別なく巻物ように診療記録ができるという最高のメリットがあります。しかし、それは時系列を守ってきちんと書かなければならないという厳格さがあります。別の点から見ると、看護師が主として記録する検温表や処置実行リストなどがないのも問題です。
 このように病棟に電子カルテを導入することにはまだいろいろ問題がありますが、総合的に考えると、やはり入院業務もIT化すべきです。数十万の投資で病棟にも電子カルテが導入できそうなので来年春ごろには環境整備をしたいです。


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10日(月曜日)
[つぶやき] あしたは高専賃(こうせんちん)の内覧会が催されます。先日、グループホームひばりに訪問診療に行ったときに立ち寄ってみました。玄関から入って中をぐるりと一周しましたが、一人一人の部屋が意外に広いというのが第一印象でした。
 法人として初めての取り組みでなので準備にてんやわんやだと思います。詳しくは、8月23日の『つぶやき』を参考にしてください。


7日(金曜日)
[つぶやき] 内村川上内科の病棟回診は毎週木曜日の午後に病棟師長と看護師部長と私の3人でずっとやってきました。ところが、最近、管理栄養士、地域連携室長が加わり、5人でやることになりました。これは強制したわけではなく自主参加で増えたのです。
 回診というのは、医師団が入院患者さんを診て回ることです。その典型例が大学病院の教授回診です。教授を筆頭に医師たちがずらずら数十人一団となって一人一人の患者さんを診て回るのです。患者さんによってはその異常さに緊張して自分のベッドに正座して診察を待っている方もおられました。この回診は病気をみるのが目的で研修医や医学生にはとても勉強になる?ものです。実際は教授と主治医団の会話は末端の研修医や医学生にはほとんど聞こえません。
 しかし、内村川上内科の回診は病気をみるというばかりでなく居所を決めるという要素も大きいのです。在宅に帰れないか。受け入れ状態は。住宅改修は済んでいるか。介護者の介護疲れは無くなったか。施設に空きはないか。経口摂取の介助はだれがおこなうのか。胃瘻管理が実際できるのか。訪問診療は週何回でいいのか。介護サービスの内容と頻度はどうしていくつもりか。そんなことを考えながら5人の回診が始まりました。今週は副院長も加わり6人での回診でした。


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6日(木曜日)
[つぶやき] 久しぶりにうれしい気分になりました。待ちに待ったタッチスクリーンのiPodがとうとう発売されました。1年以上前からうわさだけがあって、今年、米国でタッチスクリーンで操作するiPhoneが発売されたときはもうiPodにはタッチスクリーンは採用されないのだろうと思っていましたが、待った甲斐がありました。ずっとビデオ機能のあるiPodがほしかったので即予約しました。iPod touchは指でなぞるようにして、ネットサーフィンもYouTubeビデオもみれるそうです。うれしいのは、iTunes Wi-Fi Music Storeでどこからでも音楽を購入できて、それをMacに移すことができることです。携帯電話の機能が付加すれば、iPhoneそのものです。日本の携帯電話市場になかなか入り込めないiPhoneなので日本ではこのiPod touchはよく売れるでしょう。
 iPod nanoにもビデオ機能が付加されてこれもまたまた売れるでしょう。10万アクセス記念イベントの当選者の2人には早速このiPod nanoを送ることにしました。


5日(水曜日)
[つぶやき] 舛添氏が厚生労働大臣になってまだ日が浅いのに氏はいろんな問題に手をかけようとしています。もともと有能でエネルギッシュな人なのでどんどん突き進んでいくだろうと思っていましたが、予想以上のスピードです。年金問題は当然のことながら医療制度改革にも氏の考えが大きく影響しそうです。
  奈良県で起きた妊婦さんのたらい回しの事件についてもさっそく動き出しています。その早さと目の付け所には脱帽しますが、結局どのような解決策がたてられるのか。そこが不安です。舛添氏は利用者サイドの事情はよく理解されていると思われますが、医療現場の本当のところをご存知かどうかはわかりません。ですからこれから出てくる氏の発言が大いに注目されます。

 個人的には明日発表されるiPodシリーズにとても注目しています。よくも悪くも2台のiPodを買わなくてはいけません。Video iPodがスクリーンタッチになっていたら、個人的な購買欲が高まります。


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4日(火曜日)
[つぶやき] 厚生労働省は、医師の交代勤務制や医療事務補助者の配置などで勤務医の負担軽減を図っている医療機関に対して、補助金を支給する方向で検討に入ったというニュースが流れました。これはあくまでも勤務医に対する話ですが、重要なのは医療事務補助者が認められていることです。ニュースの中で医療事務補助者というのは、医師の指示に基づいてカルテや処方せんなどを記載するほか、各種診断書の作成支援を行うとあります。
 内村川上内科では医療事務補助者が複数人育ちつつあるのですが、本人たちは自分たちが厚生労働省も認めている医療事務補助者であるという自覚がないようです。開業医においても医療事務補助者を置くことに対して補助金が出るのであれば待遇アップしていいほど私は重要なポストであると考えます。これまでも何回も書きましたが、これほど書類作成の機会が多くなった医療現場においてドクターが話したことを正確にタイプできる医療事務補助者は必須です。ましてや電子カルテを導入すればなおさらのことと考えます。
  聞く所によると、欧米では手術記録なども専任の補助員がタイプしてくれるということです。あくまでもドクターは患者さんとのコミュニケーションに専念し、そこから得た情報をもとに診断し、治療計画を考える。さらには社会に新しい知見を発信するというわけです。欧米のドクターは検査はテクニシャンにまかせ、自分はその報告を聞いて診断に役立てると完全に割り切っています。
 私は、そこまで欧米化しなくてもいいと思いますが、電子カルテが普及していくには医療事務補助者を育成普及させる制度が是非必要だと思います。

 
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3日(月曜日)
[つぶやき] 月曜日にしては外来患者さんは少なかったのですが、患者さん一人一人は1時間半ぐらい待たされたようです。電子カルテの受付画面を見ると、患者さんが受付をした時刻、待っている時間がわかります。もちろん最初に受付をおこなった患者さんは朝早くから、たとえば8時とか8時半に来院して受付を済ませています。その方たちは、外来診療が始まる9時の時点ですでに待ち時間が1時間近くになっていますが、その方々の中に時間がかかる患者さんがいた場合、非常に待ち時間が長くなるというわけです。
 受付画面を見て、1時間近いが増えてくると、「今日は待ち時間が長くなっていますが、少しでも早く診察できるように努力していますから、番号札を持ってお待ちください。順番が来たら番号で呼ばれます。」と受付で予め言うようにしています。これが、いかほどの効果があるかわかりませんが、待ち時間が長くなっていることをわかっていてそれに対して努力していますというメッセージを早くから伝えることが大切だと思います。そして長く待った患者さんが診察室に入って来られたら、「長く待たせてすみませんでした。」とあやまることにしています。

 一番やっかいなのは、時間に対する意識のない人の診察です。このような人の診察をいかに早く切り上げるかが問題です。相手ペースに乗ってしまうと、1時間経っても終わりません。先日も非常勤の先生がこのような状況にはまり、40分の診察時間になってしまいました。このような場合は介助に就いた看護師さんの力の見せ所です。患者さんを尊重しながら、診察医と協同で話を切り上げるというわけです。


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1日(土曜日)
[つぶやき] 土曜日の昼過ぎに衆議院議員保岡興治氏が当院におみえになり、約1時間も当院を見学されました。これは、先に保岡興治衆議院議員と語る会で当法人事務局長が発言し、最後に内村川上内科を見に行きますと約束をとりつけ、それが実現したものです。
  まず、病棟に上がっていただき、一般病棟や医療型療養病棟に入院中の患者さんの生の姿をみていただきました。診療所であっても末期癌の患者さんや寝たきり状態の患者さん、気管切開を受けておられる患者さん、人工呼吸器を使用している患者さん、胃瘻から注入食を摂らないといけない患者さんがいることをみていただきました。
 一階では、最新式の経鼻内視鏡の説明をしましたが、鼻から入れる内視鏡が嘔吐もなくとても楽な検査であることにはびっくりされていました。電子カルテを使って必要な情報がすぐに目の前のディスプレイに引き出せることを実演しましたが、胃カメラの画像が2つのディスプレイをまたいで簡単に表示されているのを見て保岡氏は驚いておられました。
 一番の目的は有床診療所サイドの要望をわかりやすく伝えることでした。理事長室に保岡氏とその秘書、理事長、私、事務局長、事務局次長が集まって有床診療所連絡協議会が会員からの声をまとめた要望書を中心にかなり詳細に丁寧に時間をかけて議論しました。保岡代議士には有床診療所を維持していくことの大変さと有床診療所が地域に必要欠くべかざる存在であることを十分に理解していただけたと思います。
 最後にデイケアかがやきを訪問していただき、ひとりひとりの利用者さんと握手をしていただきました。

 国政のルールを作る立場の人に現実の姿を見ていただいたので、近い将来に最前線でがんばっている人が報われるような報酬体系ができるのではないかと思います。

保岡興治代議士に医療型療病病床の現実をみてもらっています。
内村川上内科のIT化への取り組みを電子カルテを使って説明をしました。
有床診療所の存続のために出された有床診療所連絡協議会からの要望書について検討しました。